シリーズ27

2016~2017年度 新・高校3年生対象
全国主要25国公立大学 受験対策ガイド

Part.4 中国・四国・九州
岡山大学広島大学徳島大学
九州大学長崎大学熊本大学


解説:駿台予備学校
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成当時のものです
公開:2016/02/08 最終更新:2017/04/03
2017年度入試をめざす新・高校3年生のみなさんが、大学入試に向けて本格的な対策をスタートさせる時期になりました。そこで、主要国公立大学25大学について、センター試験の目標ラインや個別試験の特徴や対策など今後の学習の指針となるポイントについてまとめましたので、受験勉強のスタートダッシュに役立てください。なお、2015年度入試までの出題内容と2016年度の募集要項に基づいて作成していますので、必ず2016年度入試問題や2017年度入試の選抜要項・募集要項などで最新の情報を手に入れてください(全4回)。
※下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版の情報はこちらをご覧ください。

岡山大学
【国立大学・岡山県岡山市】
学部:
文/教育/法/経済/理/医/歯/薬/工/環境理工/農/マッチングプログラムコース
●下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版はこちらです。

岡山大は、センター試験と個別試験の配点比率は医学部医学科〈前期〉が個別試験重視、理学部〈前期〉、工学部〈前期〉、環境理工学部環境デザイン工学科〈前期〉、環境物質工学科〈前期〉が均等配点ですが、その他の募集区分はいずれもセンター試験重視です。

合格者平均点から見たセンター試験の目標得点率は、難関の医学部医学科が90%、薬学部が85%、歯学部が80%、その他は70%~75%です。

前期日程の個別試験の出題レベルは、生物が標準からやや難ですが、その他の教科・科目はいずれも基礎から標準です。したがって、高校の授業を大切にしてしっかりと基礎を固めることが合格への第一歩だと言えます。

一方で、後期日程は上位大学からの併願先として狙われており、激戦となっていることから、センター試験の目標得点率も多くの募集区分で80%以上と前期日程より高い得点率が要求されます。また、個別試験は教科試験の実施はなく、小論文や面接などが課されることからその対策も必要です。

広島大学
【国立大学・広島県東広島市】
学部:
総合科学/文/教育/法/経済/理/医/歯/薬/工/生物生産
●下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版はこちらです。

広島大は、前期日程のセンター試験と個別試験の配点比率は、医学部医学科が1:2と最も個別試験重視です。

総合科学部、理学部、工学部、歯学部歯学科、薬学部、生物生産学部も個別試験重視ですが、その他はセンター試験重視で、特に文科系学部は、センター試験の得点によって合否が分かれることからセンター試験対策が非常に重要です。また、後期日程はほとんどの募集区分でセンター試験重視です。

前期日程におけるセンター試験の目標得点率は、医学部医学科で89%、薬学部で85%、歯学部で79%、その他の学部では70~75%程度です。

個別試験では、どの教科・科目も教科書に沿った標準的な良問が出題されるので、高校の授業内容をしっかりと理解できている人には特別な対策は不要で、日頃の学習成果が表れやすい入試です。ただし、医学部医学科は個別試験においてもかなりの高得点が求められることから、ハイレベルな学力養成が不可欠です。

徳島大学
【国立大学・徳島県徳島市】
学部:
総合科学/医/歯/薬/理工(2016年4月より)/生物資源産業(2016年4月より)
●下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版はこちらです。

徳島大は、2016年度入試より総合科学部、工学部が改組され、総合科学部社会総合科学科、理工学部、生物資源産業学部に再編されます。

入試配点は、医学部保健学科看護学専攻〈後期〉と生物資源産業学部〈前期〉を除いた募集区分では、センター試験重視の配点で、合格にはまずセンター試験での高得点が要求されます。

センター試験では、改組前の総合科学部、工学部(昼間コース)では65%~70%が目標でしたが、改組後も大きな変化はないでしょう。医学部医学科は88%、薬学部や歯学部は80%前後の高得点が要求されます。

個別試験の出題を見ると、英語はオーソドックスな記述式の和訳・英訳・内容把握問題です。数学は計算力を問う出題が目立ち、医学部医学科、歯学部、薬学部ではやや難問の出題が見られます。理科は、物理は標準的ですが、化学はユニークな難問も見られ、生物では論述問題が頻出です。国語は、試験時間を意識した練習を行うことが効果的です。

九州大学
【国立大学・福岡県福岡市】
学部:
文/教育/法/経済/理/医/歯/薬/工/芸術工/農
●下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版はこちらです。

九大は、難関大で一般選抜の後期日程の廃止が相次いでいる中で、教育学部、医学部、芸術工学部を除く学部で後期日程を実施しており、いずれも上位大学からの併願や学内併願によって、例年激戦となっています。また、九大ではAO入試を多くの学部・学科で実施しており、多様な学生を集めています。

入試問題は、標準レベルの問題が中心で、難問や奇問が出題されることはほとんどありません。しっかりと高校の授業を中心に基礎力、応用力そして答案作成力が身に付いているか否かが反映されやすい出題内容だといえます。

また、前期日程では、科目負担が重い入試を実施していることも特徴です。文学部〈前期〉では、国語、地歴、数学、外国語の4教科が課されます。医学部医学科〈前期〉は、センター試験と個別試験を合わせて理科が3科目必要な全国で唯一の医学部医学科となっています。

一方で、後期日程の文科系学部では教科試験はなく、小論文が課されることからこの対策も必要です。

長崎大学
【国立大学・長崎県長崎市】
学部:
多文化社会/教育/経済/医/歯/薬/工/環境科学/水産
●下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版はこちらです。

長崎大は、設立の経緯からみても医学部医学科を中心に理系色の強い大学です。志望者は地元の長崎県を中心とした受験生が多いですが、医学部医学科のみは九州各県をはじめ西日本各地から受験生が集まるため、難易度は他学部を遥かに上回る高いものとなっています。

入試配点は、多文化社会学部、医学部医学科、薬学部薬科学科〈前期〉、水産学部〈前期〉を除いて、センター試験重視となっています。学部によっては、ほぼセンター試験で合否が決まってしまうため、まずはセンター試験対策が重要です。

前期合格者の平均得点率はほとんどの学部・学科が65%~70%ですが、医学部医学科は87%、歯学部は82%、薬学部は80%前後が必要です。

また、前期の個別試験は、多くの学部が1~2教科ですが、工学部と薬学部は英数理1、医学部医学科は英数理2と3教科が必須で負担が重くなっています。特に、医学部医学科は難易度がやや高い問題も出題されるため、万全の対策が必要です。

熊本大学
【国立大学・熊本県熊本市】
学部:
文/教育/法/理/医/薬/工
●下記はすでに終了した入試の情報です。2018年度入試版はこちらです。

熊本大は、前期日程のセンター試験と個別試験の配点比率が、医学部医学科が1:2と最も個別試験重視で、文学部、理学部、薬学部も個別試験重視ですが、その他の募集区分では均等配点かセンター試験重視で、特に教育学部はセンター試験でほぼ合否が決まってしまいます。

また、後期日程はすべての募集区分でセンター試験重視です。理学部を除き教科試験はありません。

前期日程におけるセンター試験の目標得点率は、医学部医学科が86%、薬学部が81%、その他の学部では70~75%程度です。

前期日程の個別試験は、国公立大として標準レベルの出題ですから、高校の授業に沿ってしっかりと学習していれば特別な対策は不要です。ただし、国語の現代文が現古融合文や難解な現代詩などの出題があることから古文・漢文でしっかりと得点できることが大事です。数学、理科も基本から標準レベルの問題が中心ですが、医学部医学科志望者はやや難しい出題もあるので、高度な応用力を身につけてください。

■駿台予備学校
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高等学校アンケート調査

シリーズ15
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ついてのアンケート調査

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エンタメでキャリアを磨く
高等教育機関

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シリーズ9
専門学校の実力

シリーズ8
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シリーズ6
リメディアル教育の現場

シリーズ5
忙しい先生の業務効率化と
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シリーズ4
専門学校とAO入試

シリーズ3
高校における
「奉仕」活動のあり方

シリーズ2
高校のインターンシップを
考える

シリーズ1
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