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■ Reporter's NOTE
文部科学省が公表する「高度専門士の称号を付与できる専修学校専門課程(平成22年2月告示現在)」から、音楽系と思われる学科を探してみました。高度専門士とは、4年制専門学校の卒業者に与えられる称号です。ピックアップできたのは5校5学科。うち3校はコンピュータの学校として知られる専門学校HALの東京校・名古屋校・大阪校のミュージック学科で、ここは、ゲームサウンドなどを制作するエンジニア、クリエーターの養成が目的であるようです。残り2校は、今回取材した尚美ミュージックカレッジ専門学校の音楽総合アカデミー学科と、東京スクールオブミュージック専門学校の高度芸術学科。いずれもプロ演奏家を目指す者を集める東京の学校です。
「天才は1%のひらめきと99%の汗」は、努力の大切さを説いた発明王トーマス・エジソンの有名なことばですが、こと音楽や美術、演劇などの技芸の世界においては、努力のほかに“運”を忘れるわけにはいきません。努力を重ねて抜きんでた技能を身につけたとしても、その技能が、運良く第三者に見いだされないことには「知る人ぞ知る」で終わりかねないからです。
なすべき努力の道筋を示すことに、学校はとても長けています。順次ステップアップする実習や、その裏づけとなる知識や教養を高める科目などで編成されたカリキュラムは、まさに道筋にほかなりません。けれど、成功のもうひとつの要素である運はあくまで個々人の問題。学校の関与するところではありませんでした。
デビューを夢見て街角ライブやデモテープで努力する音楽好きの若者に、尚美ミュージックカレッジ専門学校の音楽業界人を前にしたオーディションは、まさに運を開くチャンスに思えることでしょう。つかみ所のない運の、そのつかみ方にまで踏み込んだ、専門学校ならではのカリキュラムがここにありました。
■尚美ミュージックカレッジ専門学校
http://www.shobi.ac.jp/
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