おしえてセンセイ・センパイ!

進路や学部・学科選びのポイントを、センセイ・センパイにインタビュー。
シリーズ1 業界で活躍中のセンパイにきく

Part.13

アコガレ★JOBインタビュー season 1
Part.13 スポーツ業界

パーソナルトレーナー

Body Design Studio ASK
エグゼクティブチーフトレーナー
鈴木 晴喜(すずき・はるき)さん
※組織名称、施策、役職名などは取材当時のものです
公開:
 更新:

世の中のさまざまな職業の中から、人気の業界で活躍している21名(21職種)にインタビュー。それぞれの職業について、しごとの内容や、やりがい、面白さなどについて、語ってもらいました。「どんな人に向いているか」「なるにはどうすればいいか」など、これから進路を決めようとしている高校生に向けて紹介します。

東京・品川のトレーニングジムで
パーソナルトレーナーとして働く鈴木 晴喜さん

1人1人に合わせた
食事・生活・運動の指導をする

個人の生活リズムや希望に合わせて、カラダづくりのお手伝いをする仕事です。スタジオでの筋トレやストレッチだけでなく、日常生活で実践できる運動の指導や、生活面、食事面の指導も行います。

お客様によって、カラダの悩みやダイエットの目的、目標とする期間はバラバラです。さらに、立ち仕事が多いのか、デスクワークが多いのかなど、職業も違うため、指導のメニューは1人として同じものはありません。事前のカウンセリングでふだんの生活習慣をしっかりヒヤリングし、個人に合ったメニューを提案して、目標達成を目指します。

ダイエットにはさまざまなメリットがあるので、本来は楽しいはずですが、中には辛いと感じる人もいますよね。ですから僕は、自分自身でも定期的に減量や増量の期間を設けて筋トレも行い、お客様の気持ちを理解できるように心がけています。その上で、1人1人の性格も考慮し、どうしたら目標を達成できるかを考えながら指導をするようにしています。

目標達成のためには、トレーニングだけでなく
ストレッチやカウンセリングも欠かせません

お客様と二人三脚で目標に向かい、
お互い成長する

今のスタジオは、専門学校時代の同期と開いたんです。僕は専門学校を卒業した後、フリーでいくつかのジムと契約し、2年ほど活動していました。

しかし、パーソナルトレーナーとしては自分のお店を持ちたいものです。そんな中、現在、スタジオの代表を務める者から、仲の良かった同期3人で開業してみないかと声がかかり、2011年にオープンすることになりました。

数ある中からこのスタジオを選んでくださったお客様には、毎回、全力で向き合うことが僕のモットーです。専門学校でも栄養学や運動生理学などは勉強しましたが、より効果と効率を上げ、安全面にも配慮するため、今でも情報収集は怠りません。正確に指導内容を伝えるため、いろいろな本を読んで表現力も磨いています。

二人三脚で努力して目標を達成した結果、お客様が自信を持ち、明るく前向きになった姿を見ると本当に嬉しいですね。自分のしてきたことは間違いではなかったと手応えも感じられます。お客様も自分も成長できる、とても楽しい仕事です。

お客様と二人三脚で目標を達成できたときは
しごとの手応えを感じることができ、嬉しいですね

こんな人に向いている!

お客様の気持ちに寄り添うことが大切なので、優しくて思いやりのある人に向いています。実際に自分のカラダに悩みがある人は、なおさら辛い気持ちを理解しやすいのではないでしょうか。
地味なトレーニングにも楽しさを見出せるよう、ちょっとしたことも面白がれる人だと良いですね。

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