シリーズ1 人気の業界で活躍中のセンパイにきく

アコガレ★JOBインタビュー
Part.17 調理・製菓・栄養業界

ブーランジェ(製パン技術者)


株式会社ヒンメルガイスター
製パン技術者
石塚 直貴(いしづか・なおき)さん
※部署名、役職名などは2013年12月取材当時のものです
更新:2014/10/20
世の中のさまざまな職業の中から、人気の業界で活躍している21名(21職種)にインタビュー。それぞれの職業について、しごとの内容や、やりがい、面白さなどについて、語ってもらいました。「どんな人に向いているか」「なるにはどうすればいいか」など、これから進路を決めようとしている高校生に向けて紹介します。

住宅街で地元に愛されるパン販売店で働く
ブーランジェ(製パン技術者)の石塚 直貴さん

朝は早く、
1日でこなす作業は盛りだくさん!

僕が働くお店では、パンだけで30種類ほど製造しています。それ以外に、クッキーなどの焼き菓子なども作っています。また、クリスマスシーズンにはドイツの菓子パンとして有名なシュトーレンを作り、販売しています。

スタッフは早番と遅番に分かれていて、早番だと朝の4時30分が出勤時刻です。前日に仕込んでおいた生地を次々と成形し、6時くらいから焼きはじめます。それと並行して、惣菜パンの具材や玉子サンドの中身などを作る担当もいます。

7時30分がオープン時刻なので、出勤してからの3時間は全員が必死ですね。人気商品は、オープンと同時に売れていくので、焼き上がりの順番や焼き上がりの数は、それを考慮しなければなりません。

その後も数時間おきに「成形」「焼き」の作業は繰り返されます。15時になると、翌日の仕込みがスタート。こうした一連の作業の合間に、うちのお店のパンを置いてくれているお店への配送業務もあるので、1日がまたたく間に過ぎていきます。

7時30分の開店時刻に合わせ
早朝から手際よく次々と作業をこなします

「おいしかった!」の声があるから
頑張れる

言うまでもありませんが、この仕事は基本的に立ち仕事です。慣れるまでは1日中立っていること自体が苦痛に感じるかもしれません。でも、これはすぐに慣れます。

それよりも、生地を分割するといった単調な作業を、数時間にわたってこなすことがあるので、やはり「パン作りが大好き」という気持ちがないと、この仕事は長続きしないと思います。

朝も早く、作業量も多い仕事ですが、自分がつくったパンが売り切れたり、「あのパン、おいしかった!」というお客様の声が聞こえたりすると、「もっとおいしいパンを作るぞ!」とやる気がアップします。また、おいしいパンや焼き菓子を、自宅でも作れるのは、この仕事に就いている特権ですね(笑)。

専門学校を卒業後、修行先でしっかりと技術を磨きながら、コツコツと貯金をしていけば20代で独立することも夢ではない仕事です。僕自身、まだまだ修行中の身ではありますが、いずれは自分のお店を持ちたいと考えています。

仕事は大変ですが、
「おいしい」というお客様の声を聞くと、やる気もアップしますね

こんな人に向いている!

食べ物を扱う仕事なので、常日頃から整理整頓が得意な人のほうがいいですね。また、おいしいものを作るためには、自分がおいしいものを知る必要があるので、食べ歩きが好きな人。そして、自分がおいしいと思ったものをパン作りに生かせる発想力が豊かな人だと、さらにいいと思います。

■株式会社ヒンメルガイスター(店舗:ベッカライ・ヒンメル)
Lineup