おしえてセンセイ・センパイ!

進路や学部・学科選びのポイントを、センセイ・センパイにインタビュー。
シリーズ1 業界で活躍中のセンパイにきく

Part.20

アコガレ★JOBインタビュー season 1
Part.20 エンタメ(プレーヤー)業界

イベント司会・ナレーション

株式会社オフィスキイワード
イベント司会・ナレーション
松島 朱美(まつしま・あけみ)さん
※組織名称、施策、役職名などは取材当時のものです
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 更新:

世の中のさまざまな職業の中から、人気の業界で活躍している21名(21職種)にインタビュー。それぞれの職業について、しごとの内容や、やりがい、面白さなどについて、語ってもらいました。「どんな人に向いているか」「なるにはどうすればいいか」など、これから進路を決めようとしている高校生に向けて紹介します。

多数のタレントやナレーターを擁する芸能事務所に所属し
幅広く活躍中の松島 朱美さん

ヒーローショーの司会や
絵本の読み聞かせなど幅広く

イベントの司会をはじめ、番組リポートや企業研修ビデオの案内役などを務めています。

私がよく担当させていただくのは、ショッピングモールで開催されるお子様向けの恐竜ショーや、ヒーローショーの司会です。ほかには、絵本の読み聞かせや、地方で開催されるゲーム大会の司会をすることもあります。

現在、ケーブルテレビJ:COMのイベントや番組リポート、女子競輪の魅力を紹介する「ガールズケイリンコンシェルジュ」のレギュラーを務めていますが、単発のイベントはさまざまな人に自分を知っていただく貴重な場であり、経験の場です。少しでも多くの実績を積むために、所属事務所がとってくださるお仕事のほかに、司会のアルバイトやオーディションなどを探して申し込んでいます。

このようなイベントの多くは、当日の現場で初めて原稿を渡され、練習の時間もほとんどありません。限られた時間の中で、素早く内容やポイントをつかんでお客様に伝える力が必要ですね。

お客様にわかりやすく伝えるためには
普段の発声練習やフリートークの訓練も大切です

アドリブやプラスアルファで
お客様を盛り上げる

イベントで渡される原稿には、そのままだと会場が盛り上がりにくいと感じるものもあります。そんなときは、進行に影響を与えない範囲で、お客様を楽しませる方法を考えるのです。たとえば絵本の読み聞かせでは、お子様の注目を集めるために、特に指示がなくても手遊びを取り入れるなどの工夫をしています。

アドリブや原稿にないプラスアルファの特技をうまく使えると、クライアントに好印象を持っていただくことができ、次のお仕事につながることもあるんです。

また、イベントでは時間調整のため、フリートークでその場をつながなければならないこともよくあります。こうした場面に臨機応変に対応するため、私は日ごろから街を歩きながら目についたものでフリートークをする訓練をしています。とっさに話題をふるためのネタをストックできますし、目の前にあるものやお客様をうまく持ち上げて笑いをとる腕を磨くこともできます。たくさん経験を積んで、より大きなイベントを担当できるよう頑張っています!

いろいろな現場を経験して
より大きなイベントを担当できるよう頑張っています

こんな人に向いている!

日常的に情報収集をすることとネットワークを広げることが仕事につながるので、フットワークが軽いほうがいいですね。また、失敗を恐れずに行動し、もし失敗しても「明日は明日の風が吹く」と思える楽天的な人が向いています。明るさや前向きさが求められる仕事ですから。

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