シリーズ2(17回連載)

大学・短期大学17学問系統別
大学の先生に聞く「学部・学科選択のポイント」

Part.15
学び系統15
芸術


上野学園大学 音楽学部 グローバル教養コース
上尾 信也(あがりお・しんや) 教授
※組織名称、施策、役職名などは取材当時のものです
更新:2015/12/07
進学先を検討する際、将来の目標や学びたいことを明らかにしたうえで、自分の希望にあった勉強・研究ができる進学先を探すことが重要だ。具体的に学部を検討してみると、同じ名称の学部はたくさんあり、大学によって学ぶ内容に特徴があることがわかる。では、どのような点に注目してこれらの学部を検討していけば良いだろうか。ここでは17の学問分野別に、大学の先生にインタビュー。自分にふさわしい学部を選択するコツ・ポイントについてアドバイスをもらった。

一流の演奏家の技術と音楽に対する基本的な姿勢に直接触れるのが学びの場。音楽をビジネスとして、社会と文化を担う音楽人の養成を目指して。

音楽大学では一般の学部と異なる点がいくつかあります。音楽大学の実技系コースは、マンツーマンの個人レッスンが正規の授業として設置されています。大教室での講義形式の授業もありますが、それぞれの専門実技について師事する教員と一対一のレッスンがあることが最大の特徴です。

第一線で活躍する一流の演奏家を教授陣に揃え、技術と音楽に対する基本的な姿勢に直接ふれることが、音楽における学びの場です。音楽を通じての人間性の涵養に加えて、グローバルな国際感覚を培うことを、現代は要求しています。

授業では、専門科目のほかにも音楽理論やソルフェージュ、語学なども重視し、常に「音楽を学ぶこと」の真義に立ち帰り、時代に即した新たな音楽教育によって、社会と文化を担う音楽人の養成を目指します。

実技系のコースでは、学生の多くが幼少期から受験期まで、音楽家に師事しており、専門的なレッスンを継続してきたケースが大半ですが、上野学園大学ではグローバル教養コースを設け、音楽を理論的に広く学ぶ「音楽学専門」など3つの専門で学べます。音楽をビジネスとしてコミュニケーションやマネジメント、メディア、リテラシーを実践的に学ぶ「文化創造マネジメント専門」は、実技ではなく、個性表現や英語、小論文での受験も可能で、音楽実技を学んだことがなく、音楽や広く芸術に興味がある志望者も、音楽の世界に進むことができます。この専門では、地球規模の視野に立って社会文化の発展に寄与できる人材を育成します。もちろん、希望すれば実技レッスンを履修することも可能です。

高校生へのアドバイス

実技を学ぶ上では、指導者によるレッスンが不可欠です。どの指導者に師事するかが大学選びに直結しますから、リサーチは入念かつ慎重に行うとともに、各校で催している公開レッスンや講習にも足を運んだ方がいいでしょう。

オープンキャンパスでは体験レッスンを受けられるほか、本学への進学を志望する高校1年生以上を対象にした音楽受験講習会(入学試験を踏まえた授業、レッスン等)を行っていますので、受講されることをおすすめします。

▲上尾 信也教授

 
 

学び系統15
芸術

【学べること】
音楽、美術、デザイン・工芸、造形、演劇、映画、アニメ・マンガ、写真など

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