日商簿記検定1級に挑む
商業科高校生のための高大連携“夏合宿”を開催


高崎商科大学
更新:2013/08/20

8月7日〜9日の3日間、高崎商科大学(群馬県高崎市:学長・渕上勇次郎)において、東北から九州まで全国各地の高校生約60名と教員約20名が参加して、日商簿記検定1級合格をめざした夏合宿が開催された。

合宿は同大学が提唱する高大連携「Haul-A(ホール・エー)プロジェクト」の一環として開催されたもので、同プロジェクトは、商業科で学ぶ高校生を対象に簿記・会計に特化した教育を高大7年間で実施し、公認会計士や税理士、商業科教員を育成する試みである。

Haul-A(ホール・エー)プロジェクトでは、大学と同様の教育システム(PCD会計士・税理士プログラム)、テキストを高等学校に提供するとともに、講師も派遣して、高校と大学が連携した教育を展開している。現在、全国で21の高校が大学と協定を結び、約130名の生徒と60名の教員が参加している。近隣の高校からは土曜日の講座を受講する生徒もおり、来学が困難な地域の生徒に向けて、ネットを利用した遠隔授業も予定している。日商簿記検定1級への挑戦は、本プロジェクトの具体的な目標の一つとして、本年から掲げられたもの。合宿は、PCDプログラムサポート室の小島室長を中心に、密度の高い講義が展開されていた。また、接点がなかなかない遠方の高校生同士がお互いに意識を高め合い、高校教諭も指導法を共有した。

本プロジェクトは、商業科で学ぶ高校生の可能性を伸ばすため、また地域・社会への貢献のために立ち上げたもの。「商業教育を受けた若者がその強みを生かし、上級学校でさらに可能性を伸ばせるような仕組みを確立したい。大学に入るための勉強ではなく、高大の7年間で継続した専門教育を提供することこそ社会貢献できる人材育成につながる」という。

同大学ではプロジェクトの拡大を計画しており、今後も全国の商業科を擁する高等学校との連携を進めていくという。

■高崎商科大学 Haul-Aプロジェクト
http://www.tuc.ac.jp/haul-a/index.php

■高崎商科大学
http://www.tuc.ac.jp/