東京理科大学が「数学体験館」を開設
五感で数学の理論を実体験


東京理科大学 理数教育研究センター
更新:2013/11/07

東京理科大学(本部:東京都新宿区/藤嶋昭学長)理数教育研究センターでは、去る10月2日、神楽坂キャンパスに隣接する近代科学資料館地下1階に、五感を使って数学の理論を実体験できる新施設「数学体験館」を開設した。

同館は「数学体験プラーザ」「数学工房」「数学授業アーカイブス」の3つのゾーンで構成される体験型学習施設。

「数学体験プラーザ」には、小学生から大学生までに学ぶ概念や定理・公式を、実際に実験して確かめながら学べる作品約70点を常時展示。「数学工房」は、本格的な工作機械が整備され、専門技術スタッフが”数学作品”を制作、また教員や学生自身による制作も支援する。「数学授業アーカイブス」は数学に関するビデオやDVDなどが視聴できるスペースで、セミナーやワークショップにも使われる。

館長には、数学者で同センター長でもある秋山仁氏が就任。高校までの理解不足を補う補習教育の強化と大学での数学の初年次教育の充実、学生の学習意欲や教育力向上、算数・数学の抽象的概念を分かりやすく伝えるための教具・教材等を開発し、学内外に発信することを目指すという。

秋山氏は「名曲の楽譜を見せられても普通の人には良さが伝わらない。数学の美しい理論も数式だけでは無味乾燥に感じる人が沢山います。こうした難点を克服すべく、あの手この手を用いてこの美を具象表現した展示を用意した」と話している。

開館時間は12時〜16時(土曜は10時から)。日曜・月曜・祝日・大学の休業日=休館。入館無料。

■東京理科大学 理数教育研究センター
https://oae.tus.ac.jp/rcmse/
■東京理科大学
http://www.tus.ac.jp/

▲秋山仁 数学体験館館長(左側手前)