東京理科大学発ベンチャー企業
(株)イノフィスを創立
動作補助ウェア「マッスルスーツ」の商品化を目指す


東京理科大学
株式会社イノフィス
更新:2014/03/18

東京理科大学は、株式会社菊池製作所とともに、東京理科大学工学部第一部機械工学科 小林宏教授の研究成果であるマッスルスーツ(R)の商品化を図るべく、東京理科大学発ベンチャー企業「株式会社イノフィス(本社:東京都葛飾区・東京理科大学葛飾校舎内、資本金:1,050万円、菊池功代表取締役)」を創立した。

マッスルスーツは、着用により人間の動きをサポートする動作補助ウェアで、背筋力を補うことで負担を軽減し、介護現場や物流・工場・工事等種々の重量物移送作業における動作場面において活躍が期待される。マッスルスーツは腰に装着して力を補助し、重い物を持ち上げる作業などを支援する装置。ゴム製の人工筋肉を圧縮空気で伸縮させて駆動する。構造が比較的単純なため、軽量で安価な製品の開発が可能。

大学発の技術シーズは研究成果であり、市場を睨んだ企業活動によって生み出された商品とは異なるものであるため、市場へ導入するためには、技術的な完成度、品質水準、生産性、コスト、製造技術はもとより、マーケティングの観点からの商品設計が必要とされる。

しかし、その技術シーズから生まれる具体的な商品が不透明であり、おおまかな採算性もつかめない場合、企業が大学発の技術シーズの活用を逡巡することになる。このような問題を解決するために、産官学は種々の事業を創出しているが、期待した成果を得ているとは言えない。

そこで、同社はマッスルスーツを初めとする、人間を物理的に支援する装置を開発し、『生きている限り誰でも自立した生活ができる』ことを実現するため、技術的かつマーケティング的な観点からスクリーニングを行い、大学発の技術シーズに関わる課題解決、および製品化・事業化を目的として創業する。

■東京理科大学
https://www.tus.ac.jp/

▲マッスルスーツ外観