東京大学 大学総合教育研究センターの
大学教員養成講座
『インタラクティブティーチング』を公開


東京大学
株式会社NTTドコモ
NTTナレッジ・スクウェア株式会社
更新:2014/04/14

株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)とNTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下ナレッジ・スクウェア)は、両社が運営する日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)※Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から1,000万人以上が受講している。日本初のMOOCサイト「gacco(ガッコ)」では、2014年3月27日現在で、3講座の受講生を募集しており、今後も講座数を拡大する予定。提供サイト「gacco(ガッコ)」上で、東京大学大学総合教育研究センターが新たに開発する、大学教員を目指す大学院生等の教える力を向上させる講座『インタラクティブティーチング』を公開することになった。

募集開始は2014年夏頃、開講時期は2014年11月の予定。

●講座開設の経緯

グローバル化が進む現在において、日本の大学の教育力向上は今や喫緊の課題となっているが、それは大学教員の「教える力」に直結する問題でもある。そのため、大学教員に求められる資質として、研究者としての業績だけでなく、教育者としての実績や能力が重視されるようになっている。

現在、文部科学省によって、全国の大学でのファカルティディベロップメント(以下FD)活動が義務づけられており、教員相互の授業参観の実施、授業方法についての研究会の開催、新任教員のための研修会の開催など、大学内での組織的な取組みが活発化している。

東京大学大学総合教育研究センターでは、FD活動を卓越した学習環境・学習機会の創造を目指す継続的かつ組織的取り組みとしてとらえ、昨年から大学院生向けのプレFDプログラムである「Future Faculty Program」を提供している。

●『インタラクティブティーチング』講座の内容

このような背景を受け、「gacco」では、東京大学大学総合教育研究センターがMOOCの講座として新規に開発した、大学教員を目指す大学院生の教える力を向上させる講座『インタラクティブティーチング』を提供。同講座は誰でも受講可能であり、大学教員を目指す大学院生や社会人はもちろん、「教える」ことに携わる小中学校および高等学校、大学教員や職員、各種教育・研修機関の講師、インストラクター、企業の教育担当者などに向いている。

『インタラクティブティーチング』

主任講師:
東京大学大学総合教育研究センター
栗田佳代子 特任准教授、中原淳 准教授
MOOC上のオンライン講座(2014年11月開講予定)と、対面集中講座(2015年1月末開講予定)の二本立て構成。

オンライン講座(受講期間:8週間)では、学生が主体的に学ぶための方法、たとえば授業を双方向にするための知識や技法を学ぶ。その他にも学習理論、アクティブ・ラーニングの手法、授業デザインおよびシラバスの設計、評価などを扱う。また、三宅なほみ教授(東京大学大学総合教育研究センター)、本田由紀教授(同大学院教育学研究科)、山内祐平准教授(同大学院情報学環)など、学習・教育に関する研究者や魅力ある授業を実践してきた先生方にインタビューするセッションもある。

一方、対面集中講座(3日間実施、東京で開催)は、大学院生のみが対象者となるが、オンライン講座で学んだ知識や技法をふまえたディスカッションおよび種々のグループワーク、シラバスや授業案の作成、模擬授業の実施などを通じ、オンライン講座の学びを補い深める実践的な内容が無償で提供される。

こうした二本立ての構成は、反転学習(オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行う)形式であり、FDとしては、日本初の試み。

東京大学大学総合教育研究センター、および「gacco」を提供するドコモ、ナレッジ・スクウェアは、この講座を通じ、大学院生のみならず、日本全国の高等教育の質の向上に貢献していきたいと考えている。 。

※MOOC: Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から1,000万人以上が受講している。
日本初のMOOCサイト「gacco(ガッコ)」(http://gacco.org/)では、2014年3月27日現在で、3講座の受講生を募集しており、今後も講座数を拡大する予定。。

■株式会社NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/
■NTTナレッジ・スクウェア株式会社
http://www.nttks.co.jp/
■gacco(ガッコ)
http://gacco.org/