「金の化学研究センター」の基幹施設となる
フロンティア研究棟を開設


首都大学東京
更新:2014/05/26

首都大学東京(東京都八王子市/原島文雄学長)では、「金の化学研究センター」の基幹施設となるフロンティア研究棟を開設、5月14日(水)に同大の南大沢キャンパスにおいて開所式が行われた。金の化学研究センターは都市環境科学研究科の春田正毅教授がセンター長を務める。春田教授は2012年にトムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞しノーベル賞有力候補ともなっている。

フロンティア研究棟は、金の触媒機能の研究を推進するもので、金に特化した研究センターは日本初となる。金触媒は環境浄化技術への利用が期待されており、従来の触媒ではできなかった常温での化学反応が、空気や水の浄化に役立つとされる。研究棟はRC構造2階建て、延床面積1,125㎡で実験室4、研究室4を備える。総工費は5億6千万円。今後は、金の触媒機能の国際的な研究拠点となるとともに、研究人材の育成、金触媒の産業利用を推進することを目的とする。

開所式では原島学長、バレンシア工科大学コルマ教授、都市環境学部の西村学部長、金の化学研究センターの春田センター長によるテープカットが行われた。挨拶に立った原島学長は「グローバルに活躍できる人材の育成が大学に求められているなかで、優秀な学生や研究者を世界から集め、多様性に富んだ教育研究環境を作っていきたい。そのための1つがこのフロンティア研究棟であり、今後研究棟における金の化学研究センターの活動が本学をリードしていくと確信している」と期待を語った。

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