純国産海洋探査機「江戸っ子1号」プロジェクトが
第7回(平成26年)
海洋立国推進功労者表彰を受賞


江戸っ子1号プロジェクト
更新:2014/08/04

東京下町の町工場を中心とするグループが開発した無人海底探査機「江戸っ子1号」プロジェクトが第7回(平成26年)海洋立国推進功労者表彰を受賞、去る7月18日(金)首相官邸大ホールで表彰式が開催された。

開発に携わったのは、杉野ゴム化学工業所・浜野製作所・パール技研・ツクモ電子工業・岡本硝子・バキュームモールド工業など東京下町の町工場、芝浦工業大学、東京海洋大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、新江ノ島水族館、ソニーの有志、東京東信用金庫など。

同表彰は、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省が内閣官房総合海洋政策本部事務局の協力を得て実施しており、毎年、7月の「海の日」前後に表彰式を行っている。今回は5名3団体が選ばれた。

今回受賞した同プロジェクトは「海洋立国日本の推進に関する特別な功績」分野で【深海を身近に引き寄せた純国産探査機の開発】が受賞理由となった。

下町の中小企業等が、多数の機関を巻き込み、海洋を手軽に探求できる低コスト高性能の純国産海洋探査機「江戸っ子1号」を開発。世界で初めて、水深約8,000m海域における深海魚の3Dハイビジョン撮影に成功した。テレビや新聞等多くの取材や報道を通じて、国民各層の海洋への理解促進に貢献した。

江戸っ子1号は、水深8,000mという“超深海”まで潜水できる小型の無人深海探査機で、海底で泥や生物を採取したり、3Dビデオカメラで3D映像を撮影したりできる機能を持つ。見た目はシンプルで、長さ165cm、幅40cmの金属の枠の本体に、オレンジ色のプラスチック製カバーで覆ったガラス球が、縦に3つ並べられた構造をしている。ガラス球の直径は33cm。トランスポンダと呼ばれる装置、LED照明、3Dビデオカメラとバッテリーが収納されている。2013年11月、日本海溝の水深7,800mの超深海で深海生物の3D映像撮影に成功した。

■江戸っ子1号プロジェクト 公式サイト
http://edokko1.jp/