立命館学園が
国際化戦略「グローバル・イニシアティブ」を発表


立命館学園
更新:2014/09/01

立命館大学(本部:京都市中京区・川口清史総長)など要する立命館学園は、去る7月24日、同学の東京キャンパスにて10年後を見据えた学園の国際化戦略「グローバル・イニシアティブ」を発表した。

同学園は1988年の国際関係学部開設を皮切りに、多彩な留学プログラムの開発、国際大学である立命館アジア太平洋大学(APU)の開学(2000年)、附属校2校のスパーグローバルハイスクール(SGH)への選定など、学園総体として国際化を進めてきた。

このたび、新たに2023年を見据えた立命館学園の国際化戦略を策定。アジア太平洋地域の大学として、多文化協働を実現する国際化教育のモデルとして、学園の国際化を一層加速していくという。戦略の骨子は次のようなもの。

①アジアトップ大学との「教学・研究連携」
世界ランキング上位の大学との戦略的・パートナーシップ締結を推進。それらの大学と共同し「学士課程」カリキュラムを開発・運営する。 去る7月、オーストラリア国立大と教学・研究連携の覚え書きを締結、共同学士過程設置協議を開始。インド工科大ハイデラード校との高度理工系人材育成を目的に、学部生・大学院生向けの短期・長期プログラム開発の協定を締結。

②理系学生の「高度化&国際化」
8,000人の理系学生の高度化と国際化のために、アジア科学技術創造活用センター(仮)の設置、海外大学との共同ラボ(アジア・ラボ・ラーニング)の設置等を行う。

③文系学生の「高度化&国際化」
27,000人の文系学生の高度化と国際化のために、アジア理解を深めるための全学プログラムの開発、東アジア・グローバルリーダー育成プログラムなどを展開する。

④新キャンパスでの展開
来年4月に新キャンパス「大阪いばらきキャンパス」を開設、アジアと密接な関係の学部・研究科を移転する。

⑤環境・インフラの高度化・国際化
国際学生に日本語や専門基礎学力を高めるプログラム「立命館ファウンデーションコース(仮)」を設置、展開する。1年4学期のクォーター制の導入や秋入学の拡大、GPA(成績平均値)の採用や教育課程を体系的に理解する科目ナンバリング、教育目標の達成度を測定するアウトカムアセスメントの導入等を行う。

⑥アジアのネットワーク・コアとしての数値目標を設定
アジアのネットワーク・コアとして平成35年度の数値目標を設定。「学生」の国際化、「教員」の国際化、「教育」の国際化について設定する。

外国人留学生の受入数を昨年度の6.2%から12.4%へ、日本人の海外派遣数を4.6%から10%に底上げする。また、外国人および外国の学位を取得した専任教員数を昨年度の29.2%から50.6%に。外国語による授業科目数は昨年度の5%から10.1%に、混合型学生宿舎の外国人留学生数を昨年度の160人から1,350人へ、日本人学生数を15人から450人に増加させる。