アート・リサーチセンターに関する
プレスセミナー開催


立命館大学
更新:2015/07/06

立命館大学(京都府京都市・吉田美喜夫総長)は6月22日(月)、東京都千代田区の立命館東京キャンパスにおいて、メディア向けにアート・リサーチセンターについてのプレスセミナーを開催した。

アート・リサーチセンターは、1998年に人類が持つ文化を後世に伝達するために、芸術、芸能、技術、技能を中心とした有形・無形の人間文化の所産を、歴史的、社会的観点から研究・分析し、記録・整理・保存・発信することを目的として設立された。2002年には文部科学省21世紀COEプログラム、2007年には文部科学省グローバルCOEプログラムに採択され、日本文化のデジタル・ヒューマニティーズの拠点として有形・無形の日本文化や地理空間情報のデジタルアーカイブとして公開され、国際的な大学、博物館、美術館との協働、連携を図ってきた。

セミナーではセンター長の矢野桂司教授より「バーチャル京都とデジタル・ミュージアム」、デジタル・ヒューマニティーズ拠点リーダーの赤間亮教授より「世界の日本美術・工芸品を共有化する ~ARCモデルの海外展開~」に関する取り組みが紹介された。

バーチャル京都は地図、絵図、空中写真や統計・台帳・日記など様々な情報を重ね合わせてデジタル化してビジュアライズすることにより、時空間に有形・無形の文化財を配置し、歴史都市京都の時・空間をバーチャルに自由自在動き回ることができるシステム。ARCモデルの海外展開では海外で保管されている浮世絵が一例として挙げられた。

大英博物館など海外で保管されている浮世絵をデジタル化して集積することにより、約30万枚もの浮世絵閲覧システムを作成し国内外の共同研究者に提供している。

アート・リサーチセンターは、今後も国際的な大学、博物館、美術館などと協働・連携し、膨大な有形・無形の日本文化のデジタルアーカイブを作成し、文理融合型研究によって、人類が持つ文化を後世に伝承していく。

■立命館大学アート・リサーチセンター
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/

▲矢野桂司教授(右)と赤間亮教授