東海大学医学部が
ハワイ大学医学部と医学教育連携
本格的な米国式医学教育を導入


東海大学
更新:2015/11/09

東海大学(神奈川県伊勢原市/山田清志学長)医学部は去る8月、ハワイ大学(米国ハワイ州/デビッド・ラスナー総長)医学部と、医学教育で連携することを決め、覚書を締結した。わが国の大学医学部で、本格的な米国式医学教育を導入するのは初めてという。

アメリカ、カナダ以外の医学部出身者が米国で医業を行う際に資格を発行する機関である「ECFMG」(Educational Commission for Foreign Medical Graduates)が、2023年以降の受験資格を「国際基準で認証された医学部出身者に限る」と明らかにした、いわゆる医学部教育の「2023年問題」を受け、全国の医学部ではカリキュラムの再編成に追われている。

今回の提携は、ハワイ大が米国での臨床研修経験を持つ医師を東海大医学部に派遣し、1年生から3年生を対象に講義などを行い、その中から選抜した学生10〜20人がハワイ大医学部での臨床実習準備教育プログラム(1〜2か月)に参加できる。

プログラム修了者は、同大と提携する日本国内の臨床実習病院で米国式臨床実習の履修ができる。同プログラムを履修することで、日米両国の医師免許同時取得も可能になるという。

同学はハワイ大とは1987年から協力関係にあり、今回の提携によって国際標準の医学教育を目指し、国際的に活躍する医師養成を行いたいとしている。

ハワイ大学医学部国際医学医療オフィス部長補佐の町淳二教授は「アメリカの大学は漢方など東洋医学に対する関心が高く、提携による相乗効果を期待したい」としている。

■東海大学
http://www.u-tokai.ac.jp/

▲東海大学医学部長・今井裕教授(左)、ハワイ大学医学部・町淳二教授