特別記念講演会で大石芳野さんが講演


日本大学

2006-05-15UP

 4月26日、日本大学カザルスホール(東京都千代田区)において、日本大学総合生涯学習センター記念講演会が行われ、同大学芸術学部写真学科出身のフォトジャーナリストの大石芳野さんが講演を行った。

 大石さんはベトナム、アフガニスタンなど世界の戦争地域を取材し続け、「無告の民 カンボジアの証言」など多数の著作もあり、日本写真協会年度賞、土門拳賞、NHK放送文化賞などを受賞している。

 大石さんは、「レンズを通して見たこと考えたこと」と題し、作品をスライドで紹介しながら世界各地での体験などを語った。

 会場のスクリーンには写真集「子ども 戦世のなかで」に掲載された写真を次々に投影。ポルポト政権下のカンボジアや戦火がやまないアフガニスタン、セルビア武装勢力に追われたコソボ、枯葉剤の後遺症に苦しむベトナムの子どもたちのほか、この日に20周年を迎えたチェルノブイリ原発事故の被害に苦しむ子どもたちの写真も写し出され、不安や悲しみをたたえた表情が聴衆の胸を打った。