「第十八回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」
受賞作品発表

株式会社 伊藤園

2007-07-17UP

 株式会社伊藤園(本社:東京都渋谷区)は昨年11月から今年2月末日まで募集いた「第十八回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の入賞作品3,000句を決定した。これらの作品は今後、同社の飲料やリーフ・ティーバッグの「お〜いお茶」シリーズのパッケージに順次掲載し、発表していく。

「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」は、季語や五・七・五の定型にとらわれず自由な感性で俳句を楽しもうとう考えのもと、1989年よりスタートした国内最大規模の創作公募コンテスト。入賞作品を製品パッケージに掲載するというユニークさが特徴で、年々応募数が増加している。

 
18回目となる今回は、過去最多の1,699,489句もの応募があり、その中から最高位の賞である文部科学大臣奨励賞ほか「小学生の部」「中学生の部」「高校生の部」「一般の部A(40歳未満)」「一般の部B(40歳以上)」「英語俳句の部」の各部門ごとに大賞6句、優秀賞44句と、全部門より選ばれる審査員賞8句、後援団体賞11句、ユニーク賞100句、都道府県賞240句、佳作特別賞2,590句、総計3,000句の入賞作品が決定した。

 作品審査は、俳人の金子兜太さん、女優の吉行和子さん、写真家の浅井愼平さん、テレビキャスター・エッセイストの阿川佐和子さんなど、様々な分野の8名で行われた。
 高校生の部には、630,099句の応募があり、大賞には埼玉県ふじみ野市の宮地 里枝さん(17歳)の作品が選ばれた。

〈高校生の部 大賞〉
石投げて 月がちぎれる 水鏡
埼玉県 宮地 里枝さん 17歳

●審査員選評
「水鏡」とは、水面が鏡の働きをして光を反射したり、ものの影を写したりすることをいう。「月がちぎれる」とあるから、水の面に映った月が、石を投げて起こした月光の乱れから、ちぎれたように見えたということだろう。巧く月の影に石がぶつかった場面もあろうが、中心の月面自体に当たらなくても、月光が乱れたことを、このように強調することもあるだろう。「水鏡」を巧く使いこなしている。

〈高校生の部 優秀賞〉
かすみ草 いっぱい集めて 空を飛ぶ
岐阜県 後藤 友里さん 15歳

たんぼ道 夕日さえぎる ものはなし
埼玉県 榧場 克彦さん 16歳

さしすせそ 言えないくらい 寒い冬
東京都 永澤 桃子さん 16歳

気のせいか カラスが僕に 会釈した
三重県 佐川 友成さん 16歳

帰り道 音がほしくて 缶を蹴る
群馬県 原 明日香さん 17歳

蝉時雨 鏡のなかに 非常口
神奈川県 斉田 佳小里さん 17歳

竹馬を 支える祖父の 腕がある
福岡県 中村 友香さん 17歳


■株式会社 伊藤園
http://www.itoen.co.jp/