第16回渋谷コロキウム
「物流と環境」開催


主催:武蔵工業大学
共催:東急グループ

2008-10-14UP

 武蔵工業大学(東京都世田谷区)では、東急グループの各企業と連携を図りながら、4年前から定期的に「渋谷コロキウム」と題する講演会を開催してきた。毎回現代社会が抱える問題や話題をテーマに繰り広げられるこの講演会は、大学の持つ知的資源を地域社会に提供することで地域社会と密接なつながりをつくり、大学・企業・地域社会が共に発展していくことを目的としている。

 去る9月29日には、第16回「渋谷コロキウム」が渋谷エクセルホテル東急(東京都渋谷区)において開催(共催:東急グループ)。今回は「物流と環境」をテーマに、経済産業省商務流通グループ流通政策課課長補佐の中村大紀氏と武蔵工業大学環境情報学部教授の増井忠幸氏の2名が講演を行った。

 最初に壇上に立った増井氏は「ロジスティックスにおける環境負荷低減の取り組み」をテーマに、物流における環境負荷低減の取り組みについて講演。日本社会において環境に配慮したロジスティックスシステム設計が急ピッチで進められている様子を、さまざまなデータを紹介しながら説明した。

 続いて中村氏が「温室効果ガス輩出の『見える化』について」をテーマに講演。甘利元経済産業大臣がすでにイギリスで実験的に行われていたカーボンフットプリント(資源の採掘から廃棄までに排出された温室ガスをCO2量で表したもの)の導入を提案したいきさつや福田前首相のコメントなどの興味深い話を交えながら、カーボンフットプリント制度創設に向けた経済産業省の取り組み、政府の計画、海外の動向などを紹介した。

●講演者
経済産業省商務流通グループ流通政策課課長補佐 中村大紀氏(写真:向かって左)
武蔵工業大学環境情報学部 増井忠幸教授


■武蔵工業大学
http://www.musashi-tech.ac.jp/