ドリコムアイ.net…高校生の進路と教育を考えるWebマガジン
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歴史と伝統を継承し、
より充実した芸術学校として再スタート


学校法人
文化学院

2008-10-20UP

 東京・お茶の水の一角に位置する文化学院は、1921年創立。創設者には与謝野鉄幹・晶子夫妻、歴代の講師には、芥川龍之介、川端康成、山田耕筰らが名を連ね、数多くの芸術家や作家を輩出してきた。例えば、作家では杉本苑子、辻原登、神沢利子、金原ひとみ、俳優では十朱幸代、前田美波里、とよた真帆、デザイナーでは鳥居ユキ、菊池武夫、そして音楽家では米米CLUBの石井竜也ら4人などだ。

 その文化学院が2008年3月に新校舎を完成させ、09年4月から新体制のもと再スタートするにあたっての記者会見および施設の内覧会が行われた。記者会見では理事長・山科誠氏(日本BS放送株式会社代表取締役)、校長・戸田一雄氏(元松下電器産業副社長)、卒業生でもある評議員・山東昭子氏(参議院副議長)、そして特別顧問・柏木博氏(武蔵野美術大学教授)が、それぞれの抱負や思いを語った。

 新生文化学院の教育課程は、中学卒業者が対象の3年間の高等課程と、高校卒業者が対象の2年間の専門課程に分かれる。専門課程は(1)放送・映画学科(コース=放送、映画)と(2)総合芸術学科(コース=音楽・ダンス、演劇・声優、総合デザイン、美術・クラフト、文芸)に分かれ、業界の最先端で活躍できるクリエイターを養成する。地上14階建ての新校舎は日本BS放送株式会社と共同使用しており、専門課程の学生は放送番組制作の現場で実習できるというメリットもある。

 戸田校長は文化学院の使命について次のように語った。「今は、人は人、自分は自分、より自分の好みに合ったものが欲しいという時代。それだけ作り手のこだわりや感性が評価される時代でもある。専門学校も即戦力の大量輩出から、学生の奥行きをつくる感性教育へと変わっていかなければならない。文化学院は新しい時代の要請に応え続けるために、常に新しい価値を創造し続ける学校でありたい」。


■学校法人文化学院
http://bunka.gakuin.ac.jp


▲スピーチする山東昭子氏


▲BS11のスタジオを使った実習


▲ダンスレッスン


▲保存された創立時のファサード