60周年記念 5大学通信教育シンポジウム 「わが国における大学通信教育 −過去・現在・未来−」 主催:法政大学、慶応義塾大学、中央大学、日本女子大学、日本大学
今年は、1948年に日本の大学が文部省(当時)から正規の課程として設置認可を受けて、「通信教育講座」を開始してから60周年目に当たる。これを記念して11月29日(土)、日本大学会館(東京都千代田区)において、法政大学、慶応義塾大学、中央大学、日本女子大学、日本大学の5大学通信教育部共同開催によるシンポジウムが行われた。 この5大学は、いずれも戦後間もない日本で通信教育を始めた学校ばかり。通学生と同等の学力を得ることができる通信教育を目指してスタートした初期から現在に至るまで、社会環境がめまぐるしく変化する中で同じような問題に対応を迫られてきた5校が一堂に会しての貴重な機会になった。 シンポジウムに先立って壇上に立った私立大学通信教育協会の瀬在幸安会長は「現在、大学を取り巻く状況は厳しさを増しているが、それは通信教育も同様。しかし平成11年には大学院にも通信制ができたほか、通信教育課程を設ける大学は今も増加していて、平成20年度の時点で76校にものぼっている。たくさんの大学が通信教育を行うのは非常に喜ばしいことで、ニーズが多様化している今だからこそそれぞれが独自の個性を持った教育をおこなうことが求められているはずだ」と発言した。 これに続いて、5大学から各1名ずつパネリストを迎え、それにコーディネーターとコメンテーター2名も参加して、「わが国における大学通信教育の現在と未来」というテーマでパネルディスカッションが行われた。教育関係者たちが多数参集して耳を傾けるなか、それぞれ明日の通信教育の発展に向けて思いをぶつけあい、熱い意見交換が行われた。 ●パネルディスカッション 「わが国における大学通信教育の現状と未来」
コーディネーター パネリスト コメンテーター
私立大学通信教育教会理事長 法政大学通信教育部長 慶応義塾大学通信教育部長 中央大学通信教育部長 日本女子大学通信教育課程長 日本大学通信教育部長 佛教大学教育学部教授 放送大学副学長
高橋陽一氏 屋嘉宗彦氏 西脇与作氏 中嶋康予氏 小矢部育子氏 高綱博文氏 白石克己氏 岡部洋一氏