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09/03 No.1

大阪府立大学が大阪教育大学と
高度理系教員養成に関する協定を締結
理工系博士取得者に高校教員という選択肢も提供

大阪府立大学/大阪教育大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
公開:

大阪府立大学(辻 洋学長)と大阪教育大学(栗林 澄夫学長)は、2018年7月9日に博士学位取得者への高度理系教員養成に関する連携事業を主たる目的とした連携協定を締結した。

大阪府立大学の理工系(工学研究科、生命環境科学研究科、理学系研究科)の博士後期課程在籍者に、大阪教育大学が実施する高度理系教員養成プログラムを受講させ、両大学の連携協力のもと、特に専門性の高い学校教員(主に高等学校の正規教員)を養成。

主に高等学校の正規教員として高度な役割を果たしえる人材の育成に寄与する。実践的指導力のみならず、高度な研究能力と知識を備えた教員が学校現場において活躍することで、次代を担う理系人材の育成を牽引していくことが期待される。

《今後の主な動き》

2019年4月のプログラム開始に向け、大阪府立大学内の対象学生に周知を行い、2018年9月に希望学生に対して説明会を開催する予定。同学学長が推薦する学生を、大阪教育大学で選考の上受講者を決定。

大阪府立大学の辻学長は「現在の高等学校では、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)での課題研究や各種科学オリンピックなど、教育内容が高度化している。本学においても大学院課程で教員免許を取得する学生が一定数おり、このプログラムの修了生が学校現場で活躍し、中等教育における理数教育の質の向上に寄与することを期待している」とコメントしている。

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