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09/18 No.2

ホリエモンが作る“行動”する高校
「ゼロ高」が10月に開校

ゼロ高等学院
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
公開:

SNS education(東京都港区・代表取締役:内藤賢司氏)は7月26日、堀江貴文氏が主宰者となり、座学よりも“行動”できる人材育成を目指す高校「ゼロ高等学院」を、10月1日に開校することを発表した。

同校は学校教育法上の「高等学校」ではなく、通信制高校をサポートする教育機関で、「学校教育を壊す(ディスラプトし再構築する)」という堀江氏の発言をきっかけに生まれた。

既存の通信制高校である鹿島山北高等学校と教育提携することで、在学中にあらゆる社会活動に参加しながら、通信制高校として高校卒業の資格を取得する「通信制高校のレポート提出をサポートする学校」という位置づけだ。オンライン教材やティーチングアシスタントも用意する。

最大の特徴は、実業家である堀江氏の知見や、約1,500人を有する堀江貴文イノベーション大学校(HIU)、さらに実業家のネットワークを生かしたプロジェクトへの参加などが可能なこと。生徒たちは、宇宙ロケットの開発・発射や、和牛の生産・販売、寿司職人になるための技術や経営、ファッションやエンジニアリング体験などを、実際の現場や店舗で経験し、第一線で活躍しているプロに学べるという。

また、同校の顧問には、元マイクロソフト社長の成毛眞氏、コルク社長の佐渡島庸平氏、「ビリギャル」作者の坪田信貴氏、“ゆうこす”こと菅本裕子氏などの就任が決まっており、今後も順次追加していく予定だ。

入学条件は、全国の高校を卒業していない人。入学前面談をし、必要書類を提出することで入学できる。定員は400名を予定しているが、今後調整する可能性はあるという。また、費用については、3年間での108万円に加え、鹿島山北高等学校(就学支援金適用時)29万9,668円が必要。

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