商品No.004

環境への配慮も含めた健全な育成方法で飼育された
『グリーン・ヘルス・ウェルフェア牛肉』


東北大学大学院 農学研究科
附属複合生態フィールド教育研究センター

(宮城県大崎市)
※商品開発学科名、商品名、仕様、価格などは取材当時のものです
更新:2010/09/06

ウェルフェア牛肉のウシは日本短角種で、大崎市の東北大大学院 農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センターで飼育している。3シーズン放牧し、その後トウモロコシWCS多給により、体重650kgにまで肥育する。飼料自給率が極めて高く、しかも地球温暖化負荷が低い。

日本短角種は、筋束が太く結合繊維が厚いことから、きめ・しまり度は低くなり、「粗い」食味を感じる反面、脂肪が少ないため、アミノ酸由来の呈味性は高い。真空パック時には還元型ミオグロビンにより肉色は紫赤色だが、空気に接触させると酸化型ミオグロビンになり、鮮やかな赤色に変わる。脂肪の少ない赤身肉はヘルシーだ。食肉市場に卸しているが、市販はしていない。

◆「日本短角種」
旧南部藩領で飼われていた南部牛に、明治期に英国原産のショートホーン(短角種)を交配した品種で、脂肪分が少ない赤肉を生産することで有名。現在、八千頭程度しか飼育されていない希少品種。

◆「グリーン」
一回目の舎飼期間のみ濃厚飼料給与。それ以外は放牧草、大学産粗飼料、および国内産ふすまを給与するため、飼料自給率が極めて高く、地球温暖化負荷は通常肥育方式の半分以下。

◆「ヘルス」
ウシの健康管理を徹底し、治療のほとんど無い飼育。出荷時には病気等に由来する内臓廃棄が無い。

◆「ウェルフェア」
家畜福祉に最大限配慮した「飼育管理に関する行動規範」に則って生産。ウシの精神的健康まで配慮した飼育。

◆食味の特徴
日本短角種は、筋束が太く結合繊維が厚いことから、きめ・しまり度は低くなり、「粗い」食味を感じる反面、脂肪が少ないため、アミノ酸由来の呈味性は高い。

◆肉色の特徴
真空パック時には還元型ミオグロビンにより肉色は紫赤色だが、空気に接触させると酸化型ミオグロビンになり、鮮やかな赤色に変わる。

東北大学大学院複合生態フィールド教育研究センターは、陸・海・空から農林水産業と環境の研究を進めている東北大学のフィールド研究の拠点。ウシを研究している「陸」のフィールドセンターは、宮城県北部鳴子温泉地区に位置する。広大な森林域から中山間域にかけての林地、草地、耕地がバランスよく配置されたフィールドは2,200ha。大学附属農場としては最大規模。

コメント:東北大学大学院 農学研究科
陸圏生態学分野 佐藤 衆介教授

東北の風土に合った品種のウシを、環境にもウシにも優しい飼育をすることで、健全で、安価で、しかも美味しい牛肉生産を目指しました。放牧のグリーン、内臓も含めて全てが食べられるヘルス、ウシの快適性に配慮したウェルフェアが特徴です。

■東北大学大学院 農学研究科 陸圏生態学分野
http://www.agri.tohoku.ac.jp/rikuken/index-j.html

■東北大学大学院 農学研究科
http://www.agri.tohoku.ac.jp/index-j.html

●東北大学
本部事務機構総務部=宮城県仙台市青葉区片平。
東北大学は1907(明治40)年に創設された東北帝国大学を前身とした大学。「研究第一主義」「門戸開放」「実学尊重」を大学理念に掲げ、約1万人の学部生と約7千人の大学院生が宮城県仙台市青葉区の川内キャンパスなどで学んでいる。
大学院研究科は農学研究科以外にも、工学・医学・薬学・理学・文学・教育学・情報科学など、多岐にわたっており、東日本の高等教育の中核を担っている。