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■ Reporter's NOTE(ドッグトレーナー学科) 
公共的施設や公共交通機関、また、不特定多数の人が利用する公共性の高い施設に対して、アシスタントドッグを連れての利用を拒んではならないとする身体障害者補助犬法が施行されたのが2002年のことです。盲導犬くらいしか知られていなかったこの日本で、介助犬や聴導犬を含むアシスタントドッグへの認知が広まったのは、それ以降ではないでしょうか。
介助犬は、ドアを開けたり物を運んだりなど、からだの不自由な人の日常生活を手助けします。聴導犬は、呼び鈴やクルマのクラクションなど、耳の不自由な人に代わって音を聞き分けます。目の不自由な人と生活をともにする盲導犬の活躍については、よく知られている通りです。
アシスタントドッグと飼い主の交流を追いかけたドキュメンタリーなどを見て、その訓練士になりたいと思うようになった高校生もいることでしょう。厚生労働省が開設しているサイト「ほじょ犬」(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/hojyoken/)によると、その実働頭数は盲導犬996頭(2008年3月31日現在)、介助犬44頭・聴導犬18頭(2008年12月1日現在)と、まだまだ少ないのが実情です。それはつまり、アシスタントドッグを育てる事業者が少ないことを意味します。
介助犬、聴導犬、盲導犬は、厚生労働大臣に指定された訓練事業者でトレーニングされ、その技能を認定された犬だけに与えられる、いわば犬の称号です。その訓練士(盲導犬の場合は歩行指導員といいます)になるには、指定訓練事業者の施設で働くことが一番の近道といえますが、警察犬同様、見習い期間中は住み込みであったり、給与もお小遣い程度であったりと、ただ犬が好きというだけで務まるものではないようです。命ある犬を訓練するということがどういうことであるのか、まずは、今回取材したような家庭犬のトレーナーを養成する専門学校で学び、自分の意志を確認するのも手かもしれません。
取材:田中俊亘(教育ジャーナリスト)
■国際動物専門学校
http://www.iac.ac.jp/tokyo/index.html
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