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10/04 No.1

順天堂大学と株式会社ダナフォームが
科学技術の振興および医療・産業の
発展への寄与を目指し包括的連携協定を締結

順天堂大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
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順天堂大学(東京都文京区・新井一学長)は9月21日(火)に、株式会社ダナフォーム(以下ダナフォーム、神奈川県横浜市・林崎良英代表取締役)と包括的連携に関する協定を締結した。

同協定は、双方の資源を有効に活用することにより、研究開発、教育、医療の高度化、新規事業の創生等の分野で相互に協力し、科学技術の振興および医療・産業の発展に寄与することを目的としている。連携内容は以下の通りである。

連携内容
共同研究等の研究開発に関すること
教育・人材育成に関すること
情報発信の相互支援及び共同実施に関すること

超高齢社会である日本では、高齢者の通院における患者の負担、医療従事者や介護者の負担、症状の悪化に伴う入院に関連する医療費の負担などの増加が社会問題になっている。

一方、医療において“Precision Medicine(高精度医療)”の概念が注目されており、個々の症例に最適な治療を提供し、さらには予防に役立てることを目的として、研究の推進と研究成果を医療現場へ積極的な還元が強く望まれている。

さらに、昨年から新型コロナウイルス感染症拡大のような感染症対策として、病院・地域医療・在宅医療の現場において、患者・医療従事者・介護者の感染リスクをなくし、迅速な診断と遠隔診療やAI技術などを利活用したシームレスな治療の早期導入も喫緊の課題となる。

この協定でこれらの社会ニーズに応えるため、順天堂大学とダナフォームは両者の連携を通じ、ゲノム医療・再生医療・ロボティクス・ITなどの先端医療技術を推進し、未来医療に貢献することを目指すとした。

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