国際製菓専門学校（東京都立川市・田中亮一校長）は2月4日（土）、5日（日）の二日間にわたり恒例の学園祭を開催した。今年のテーマは「KOKUSAI 立川菓子祭2023」、卒業制作展もあわせて開催し、生徒たちは日ごろ努力を重ねてきた学習成果を発表した。

午前10時の開始から保護者や関係者が多く詰めかけ、会場となった校舎は参加者の熱気に包まれた。

「卒業作品・教科作品展示」では、卒業学年の生徒一人ひとりが在学中に学んだ知識やスキルを活かして制作した菓子やパンが展示され、まさに学生生活の集大成ともいえる力作が勢ぞろいした。

また、製菓・パン作品だけでなく、生徒たち有志が自作した料理を盛り付ける皿や鉢などの陶芸作品、食卓を彩るコサージュなども展示され、さらに研修で訪れたタイ国の食文化などの研究パネルも掲出された。

デモンストレーションコーナーでは、マジパンやシュガーアート、飴細工の実演が行われ、来場者の注目を集め、カフェコーナーも盛況で、オープンと同時に予約で席が埋まると早々とソールドアウトするメニューも現れた。

グランデュオ立川に出店した手作り販売コーナーも、焼き菓子セットやケーキセット、トリュフチョコなど多彩な商品を取りそろえ、人気を博した。

2日間にわたる立川菓子KOKUSAI立川菓子祭2023は、生徒たちを中心に教職員、保護者、関係者が一つになって取り組み、全員の思い出に残る学園祭となった。