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10/24 No.1

学生が商品企画・デザインした
ドアノッカー「キツツキ」が商品化

芝浦工業大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
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芝浦工業大学(東京都港区・村上雅人学長)大学院理工学研究科機械工学専攻2年の大沢拓也さんがデザインしたドアノッカー「キツツキ」が、このたびアッシュコンセプト株式会社(東京都台東区・名児耶秀美代表取締役)より商品化され、販売を開始した。

同社は“日本のデザイン力と技術力を世界に発信する”ものづくりを行っており、次世代を担う学生に理論と実践を経験する機会を創る産学連携コンペティション「MUSABI Product Design Competition(MAUコンペ)」を武蔵野美術大学とともに開催している。

このたび商品化された「キツツキ」はコミュニケーションをより楽しく円滑にすることをコンセプトにデザインされたドアノッカー。MAUコンペ2014入選作品で、学生と同社の共同で商品化が実現した。

大沢さんは「ノック=コミュニケーション」と捉え、より楽しく行えるプロダクトを作りたいと考えた。キツツキが木をつく音は仲間同士のコミュニケーション手段でもあることに着想を得て、環境システム学科4年時の菊池誠教授による建築・環境デザイン演習で、「キツツキ」として製品企画を設計。これをブラッシュアップし、MAUコンペ2014に応募。入選後、アッシュコンセプトの担当者と打ち合わせを重ねながら、商品化に取り組んだ。

「環境システム学科で学んだシステム思考を元に、空間から考えるプロダクトデザイン手法でデザイン検討を行いました。また、橋田規子教授(デザイン工学科)研究室で学んだエモーショナルデザインの要素を多く取り入れ、両学科で得た知見の融合を試みました」と大沢さん。

現在は、アッシュコンセプト運営のデザインプロダクトショップKONCENT(コンセント)を中心に販売を行っており、今後はインテリアショップなどの販路開拓につなげていく予定だという。

同大学は、授業をきっかけに学生の熱意で実現したこのプロジェクトについて、意欲ある学生の想いに応えるため引き続きさまざまなサポートを提供していきたいと話している。

【商品概要】
+d「キツツキ」 1,800円(税抜)
カラー展開:全6色(ブラック/ブルー/ブラウン/レッド/ホワイト/イエロー)

動画で音のサンプルが聞けます。
サムネイル画像をクリックすると動画が再生されます。
(音声が出ますのでご注意ください)

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