▲帝京大学スポーツ医科学センター管理栄養士・虎石 真弥助教（写真左）、
埼玉西武ライオンズ選手会長・増田 達至投手（写真右）

学校法人帝京大学（東京都板橋区／冲永佳史理事長・学長）は5月8日、株式会社西武ライオンズ（以下、ライオンズ）と業務委託契約を締結し 、スポーツ医科学の専門的知見から選手の栄養管理を強化し、パフォーマンス向上を図っていくと発表した。

帝京大学スポーツ医科学センターに所属する管理栄養士2名をライオンズに派遣し、栄養面を考慮した献立の監修、個々の選手に合わせた栄養指導などを本格的に実施する。この取り組みはライオンズの事業ビジョンの一つ「チーム／育成の強化」の一環。

《契約の主な内容》

管理栄養士の虎石 真弥（とらいし・まみ）助教、葛西 真弓（かさい・まゆみ）助教の2名をライオンズに派遣し、以下のサポートを行う。

栄養面を考慮した選手寮の献立（メニュー）の監修
一・二軍宿舎（遠征・キャンプ時などのホテル）での食事メニューの監修
各選手の健康状態や環境など個々の選手に合わせた栄養指導の徹底およびアドバイス
ライオンズ球団本部チーム統括部のメディカル・コンディショニンググループと連携し、怪我の予防ならびに怪我をした時の早期復帰に向けた栄養アドバイス

同学スポーツ医科学センタ―は、2011年より同学のラグビー部、駅伝競走部、チアリーディング部、硬式野球部などのトータルサポートを開始、上記両名も栄養サポートに従事している。

埼玉西武ライオンズ選手会長・増田 達至投手は、「この度、管理栄養士の方に埼玉西武ライオンズの選手たちの栄養管理の強化をしていただけることになり、大変心強く思っています。選手一同、これまで以上に、食や栄養に関する意識を高めて、ベストパフォーマンスを発揮し、日本一を目指していきます」とコメントしている。