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02/20 No.1

千葉商科大学次期学長に
原科幸彦氏を選任

千葉商科大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
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▲原科 幸彦 新学長

学校法人千葉学園 千葉商科大学(千葉県市川市・原田嘉中理事長)では、2017年2月15日に開催した理事会において、次期学長に原科幸彦(はらしな・さちひこ)政策情報学部長・教授を選任した。就任は2017年3月1日付けで、第8代学長となる。任期は2021年3月31日まで。

原科教授は社会工学が専門で、参加と合意形成研究、環境アセスメント研究の第一人者として国内外で広く知られている。東京工業大学教授、研究科長を経て、2012年から本学政策情報学部教授に就任、2014年からは同学部長を務めている。

これまでに国際影響評価学会(IAIA)で日本人初の会長や、日本計画行政学会会長などを歴任し、独立行政法人国際協力機構(JICA)の環境社会配慮ガイドラインの改善など、国際協力分野でのプロジェクト融資の健全化にも大きく貢献した。

2013年には長年にわたる内外の功績が評価され、IAIAの最高賞であるRose-Hulman Awardをアジア圏で初めて受賞。2014年には政府の観光立国推進の一環であるMICEアンバサダーに任命され、日本の顔として精力的に活動している。

原科教授は、東京工業大学在職時から一貫して倫理教育に信念を貫き、多くの研究者から東工大の良心と評価されてきた。同学においても建学の精神、教育理念を踏まえた倫理教育や商業道徳教育に力を入れ、優れた人格識見と教養とを備えた有為な人材を輩出している。

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