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04/08 No.5

立命館大学が三菱地所と
「戦略的DXパートナーシップ協定」を締結
~人とロボットの協業実現を目指した実証実験をキャンパスで展開~

立命館大学/三菱地所
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
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▲左から学校法人立命館・仲谷善雄総長、三菱地所株式会社・吉田淳一執行役社長

学校法人立命館(京都市中京区・仲谷善雄総長)は3月28日、三菱地所株式会社(東京都千代田区・吉田淳一執行役社長)と、人とロボットが協働するSociety 5.0時代の施設運営管理モデルの構築に向けた実証実験や情報発信等を行うことを目的とした「戦略的DX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップ協定」を締結した。

人手不足、少子高齢社会、地方の過疎化、障がい者雇用、働き方改革などの社会的な課題が叫ばれる中、最先端テクノロジーを積極的に活用した次世代型の施設運用管理モデルの構築が求められている。

この連携を機に、学校施設の管理効率化の実現と学校という新領域に新しい価値を提供することで、キャンパスを『小さな社会』と位置付けた立命館フィールドから、三菱地所とともに未来社会の創造に向けた最先端テクノロジーの活用に係る情報発信および人とロボットの協業実現に関する教育・研究および実用化のいっそうの活性化・展開につなげていくことを目指す。

【協定の主な内容】

(1)清掃ロボット、警備ロボット、運搬ロボット等を含めた最先端テクノロジーの最適な活用方法等について調査・検証し、実証実験および導入に向けた検討を行う。

(2)施設運用管理に関する効率化・高度化に取り組む。

(3)人とロボットの協業実現を前提とした社会実装のための課題解決を行う。

三菱地所では、これまで丸の内エリアを先端技術の実証フィールドと位置付けてさまざまな取り組みを行ってきた。

吉田社長は「今回の連携によって、テクノロジーの活用による次世代型の施設管理モデルの構築を更に推し進め、立命館とともに学校という新領域において新しい価値を提供していきたい」と話した。

仲谷総長は「学園ビジョンR2030〈挑戦をもっと自由に〉の政策目標の1つに『未来社会を描くキャンパス創造』を掲げており、三菱地所が推進されているDXともまさに合致するもの。あらゆる人が幸せになる社会を目指し、『誰一人取り残さない、人とロボットが共存する持続可能な社会』に向けた課題解決を三菱地所とともに挑戦していく」と話した。

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