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12/23 No.1

SDGs12「つくる責任 つかう責任」を考える
期間限定カフェ
「Go! Try! FAIRTRADE!」オープン

千葉商科大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
公開:

千葉商科大学(千葉県市川市・原科幸彦学長)のサービス創造学部(今井重男学部長)では、同学部正課授業科目「プロジェクト実践3C」(担当教員:滝澤淳浩准教授)を履修する2~4年生のコミュニティカフェ・プロジェクトが、2020年1月9日(木)~10日(金)に、期間限定カフェ「Go! Try! FAIRTRADE!」をオープンする。

■「Go! Try! FAIRTRADE!」の特長

 単位認定される正課授業の一環として、学生自身が新しいサービスを企画・実行するプロジェクトによる活動。毎回フェアトレード、地産地消などといったエシカル消費の啓発を目的にカフェを出店している。

 SDGsの12番目の目標「つくる責任つかう責任(エシカル消費)」に着眼し、「みんながフェアトレードを正しく理解し、すぐに行動に移せるカフェ」をコンセプトとしている。来店者も一緒に参加しながら皆で「フェアトレード」について学び、行動に移せる雰囲気作りをめざす。

 提供メニューに使用するのは、フェアトレード認証商品が中心。また、使用する多くの素材は地産地消にこだわった。ドリンクは、今年7月の期間限定カフェで一番人気だった黒糖ホットミルクタピオカを生分解性プラスチック(※)の容器で提供する他、ホットメニューを用意。マイボトルを持参した人へのドリンク割引サービスも行う。フードは、イチゴバナナコッペ、タイカレースープ、チョコチュロス、野菜チップス。タイカレースープと野菜チップスは学内で食堂を経営する本学の学生起業家と商品開発した。

 子どもを対象とした「チョコバナナ手作り教室」では、フェアトレード認証のチョコレートとバナナを使い、学生が先生となって子どもたちにチョコバナナの作り方を教える。子どもと保護者がフェアトレードに触れるきっかけとする。

 学生がフェアトレードをテーマとしたミニセミナーを開催する。特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン、NPO法人LOOB JAPANを訪れた学生が、そこで学んだ知識を来場者にプレゼンテーションするほか、同2団体でインターンシップに参加している学生を招いて、ディスカッションを行う。

 各企画は、さまざまな企業と連携して取り組んでいる。また、フェアトレード認証商品の展示やフェアトレードについて解説するパネル展示、SDGs意識調査なども実施する。

※生分解性プラスチックとは…生物由来のプラスチックで、石油由来のプラスチックと違い、微生物が食べて分解してくれるので、ゴミとしてたまることがなく、環境に優しい。

●「Go! Try! FAIRTRADE!」開催概要

開催場所:千葉商科大学1号館アトリウム
開催日時:2020年1月9日(木)~10日(金)10:00~18:00

「チョコバナナ手作り教室」
1月9日(木)15:30~16:00、1月10日(金)15:30~16:00
「ミニセミナー」
1月9日(木)11:30~12:30、1月10日(金)12:30~13:30
(同時期に別のイベントも開催する予定)

【お問い合わせ先】千葉商科大学戦略広報センター
[E-mail]p-info★cuc.ac.jp(★を半角アットマークに置き換えてください)

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