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01/25 No.3特色ある教育プログラム
実験経済学・行動経済学プロジェクトの
展開に取り組む教員のWebページを公開
公開:
明治学院大学は教育改善のための「特色ある教育プログラム」を採択。「実験経済学・行動経済学プロジェクトの展開」に取り組む犬飼佳吾准教授(経済学部)の教育研究内容を紹介するWebページを公開した。
実験経済学・行動経済学プロジェクトの展開
犬飼 佳吾 経済学部准教授
プロジェクトの趣旨および目的は、近年、経済学教育においても実証研究の一手段として高い注目を集めている実験経済学的手法を用いたアクティブ・ラーニング教育の導入と、実験経済学を柱とする実験経済学・行動経済学の先端学術研究を教育へ還元していくためのインフラストラクチャーを整備すること。
将来的には、実験経済学・行動経済学という分野横断的な経済学の教育研究を基幹に、情報通信技術とアクティブ・ラーニングを有機的に組み合わせた、国際的にも最先端の教育研究機関を整備することを目的としている。
こうした取り組みのもと、これまでに国際学会、国内学会を開催するとともに、分野横断的研究を進めている。
2020年度は、実験経済学教育を軸に、社会科学教育に仮想空間と現実空間を融合させた次世代情報通信技術を取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立する時代に向けた、大学教育の在り方を他校に先駆けて国内外に発信するための教育研究を展開しており、国内外への広報活動も積極的に行う予定だ。
犬飼 佳吾(いぬかい けいご)
明治学院大学経済学部経済学科准教授。2010年北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。エコール・ポリテクニーク(仏)客員研究員、大阪大学社会経済研究所講師を経て、2018年より現職。専門分野は行動経済学、実験経済学、神経経済学、経済学を軸に、ゲーム理論、心理学、神経科学などを融合しながら、人間の行動選択や意思決定のメカニズムに関する分野横断的な研究に取り組んでいる。2017年、大阪大学賞、2020年、第3回ヤフー株式会社コマースカンパニー金融統括本部優秀論文賞を受賞
■明治学院大学〈特色ある教育プログラム〉
本学の特色ある教育実現のため、各学部・センター・学科の提案する取り組みに財政支援を行うもの。2020年度は以下5件のプロジェクトが採択された。
(1)実験経済学・行動経済学プロジェクトの展開(経済学部)
(2)警察・消防チャレンジ支援プロジェクト(法学部)
(3)LLTS(Learning to Live Together Sustainably)プロジェクト
~持続可能な共生社会を目指すグローバルシチズンシップ涵養のための教育~(教養教育センター)
(4)座学とフィールドスタディを組み合わせた平和学短期講座(国際学部・国際平和研究所)
(5)国際化教育の展開と検証(国際学部)