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07/05 No.1

脱炭素化をめざし
日本国内の大学を結集
「自然エネルギー大学リーグ」設立

千葉商科大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
公開:

千葉商科大学の原科幸彦学長(千葉県市川市)は6月7日(月)、日本国内の大学が集まり、自然エネルギーの活用等を通じて大学活動に伴う環境負荷を抑制し、脱炭素化をめざすことを目的に「自然エネルギー大学リーグ(英名:Renew­able Ener­gy Uni­ver­sity League of Japan)」を代表世話人として設立した。

高等教育機関として教育・研究と共に社会貢献が求められる大学にとって、持続可能な社会づくりは共通の使命といえる。

「自然エネルギー大学リーグ」は日本国内の大学組織ならびに大学の教職員・学生および知見を有する関係者等が、知見の共有、ネットワーク化、相互研鑽、人材育成、海外大学との交流を通じて、自然エネルギーの活用等を促進し、自然エネルギー100%をめざす大学を増やすために、その設立趣意を国内外に広く呼びかけていく。

参加大学が目標の実現をめざすことにより、日本に存在する豊富な自然エネルギー資源を活用・研究することで、地域分散型のエネルギー供給体系に社会を変えていくことができる。

さらに同じ意思をもつ大学が集まり行動することで、大学以外の企業や自治体、公的機関、NGOなど、他の主体に影響を及ぼし、社会を構成する各主体が、持続可能な脱炭素社会に向けて活動していくことで、社会が変わっていくと考えている。

また、各参加大学において自然エネルギー100%を実現する過程を通じて、持続可能な脱炭素社会を担う人材を育成し、世界的課題の解決へ寄与することをめざす。

●「自然エネルギー大学リーグ」設立メンバー(世話人会)(敬称略)
《代表世話人》
原科幸彦(千葉商科大学学長)
《世話人》
岩切正一郎(国際基督教大学学長)、岸田宏司(和洋女子大学学長)、髙祖敏明(聖心女子大学学長)、林佳世子(東京外国語大学学長)、金田一真澄(長野県立大学学長)、曄道佳明(上智大学学長)、越智光夫(広島大学学長)、田中雄二郎(東京医科歯科大学学長)

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