▲左から株式会社ぐるなび・滝 久雄会長、立命館大学・吉田 美喜夫学長

立命館大学（京都市・吉田美喜夫学長）は8月9日（木）に、株式会社ぐるなび（以下ぐるなび、東京都千代田区・滝久雄会長）と同社本社にて食関連産業の発展に向けて、産学連携協定締結式が行われた。

立命館大学とぐるなびはぐるなびがもつ資源を活用した研究開発、地域・食文化発信の促進をするとともに、次世代の担い手となる人材育成など、食関連産業の発展に寄与することを目指し、産学連携協定を締結する運びとなった。このたびの産学連携協定はぐるなびが初めて大学と結ぶケースとなる。

具体的には、同学の情報理工学部や食マネジメント学部の教員を中心とした人間工学やサービス工学の知見と、ぐるなびが保有する有料加盟店約6万店の飲食店情報からくる食材・メニューなどのビッグデータ、「1,000人のサポート体制」で培ってきたノウハウ、シェフネットワークなどIT化やAI等の技術を利用した共同調査・共同研究を推進。

他に、シンポジウムの開催や、食文化・地域振興における情報発信、人材育成や人材交流にも取り組んでいくとし、同学学生のインターンシップやサマースクール・ウィンタースクールの実施が予定されている。