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12/25 No.1

第2回大学教育再生加速プログラム(AP)
シンポジウム
「改めて、学修成果の社会への提示と
その意義を考える」を開催

東京都市大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
公開:

東京都市大学(東京都世田谷区・三木千壽学長)では11月13日(火)に、同学世田谷キャンパスにて、第2回大学教育再生加速プログラム(AP)シンポジウムが開催された。

東京都市大学では、これからの社会で必要とされる能力の獲得とキャリア形成をつなぐ、学生中心の教育への転換を目指し、卒業時の学修成果を、評価指標を用いて客観的に社会へ示すことができる仕組みづくりとして「ディプロマ・サプリメント」、各年次終了時にも学修習熟度が把握できる「プレ・ディプロマ・サプリメント」の開発に取り組んでいる。

今回のシンポジウムは「改めて、学修成果の社会への提示とその意義を考える」がテーマ。

前半は三木学長の挨拶に続き、永江総宜教育開発機構副機構長から趣旨説明、九州大学教育改革推進本部 深堀聰子教授による「学修成果に基づく学位プログラムの設計と教学マネジメントの在り方」についての基調講演が行われた。

次に、同学皆川勝副学長より「主体的学修と卒業時の質保証の実現に向けて」と題し、ディプロマ・サプリメントの取り組みと今後の改革の方向性について、住田曉弘教育開発室員からプレ・ディプロマ・サプリメントによる学生のキャリア形成と成長支援の取り組み、玉川大学 稲葉興己教学部長より、アクティブ・ラーニングの推進及び学修成果の可視化の取り組みについての報告があった。後半は同テーマでパネルディスカッションが行われた。

【大学教育再生加速プログラム(AP)の概要】
文部科学省が国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取り組みを実施する大学を支援することを目的に、2014年度よりスタートしたプログラム。東京都市大学は2016年度の大学教育再生加速プログラムのテーマV「卒業時における質保証の取組の強化」の選定を受けた。

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