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12/07 No.1SDGs12「つくる責任 つかう責任」を
地域と考えるカフェ
「LEENDE(リーエンダ)」を
市川駅ビルに期間限定オープン
公開:
2020年12月11日(金)~13日(日)、千葉県JR市川駅直結ショッピングセンター「シャポー」地下一階のコミュニティスペース「たべるば」に期間限定のカフェ「LEENDE(リーエンダ)がオープンする。コミュニティカフェをきっかけに、地域と持続可能な開発目標(以下:「SDGs」)を考えていく。今週末は、フェアトレードコーヒーやオーガニックジュース、北欧のフードを楽しみながら、未来のために私たちができることを考えてみませんか?
学生が新しいサービスを企画・実行
リアルなビジネスの世界に関わる
千葉商科大学(学長:原科幸彦)サービス創造学部(学部長:今井重男)では、「学問から学ぶ」「企業から学ぶ」「活動から学ぶ」という3つの学びを基本とする。
その一つ「活動から学ぶ」では、学んだことを生かし、学生自身が新しいサービスを企画、実行。プロジェクト活動を実践し、理論だけでなくリアルなビジネスを通して体験的に学びを深める。カフェ「LEENDE(リーエンダ)」は、その「活動からの学び」のプロジェクトだ。
同学部の正課授業科目「プロジェクト実践3A」(担当教員:滝澤淳浩准教授)では、コミュニティカフェ・プロジェクトが行われる。リアルなビジネスを通して現実のサービス創造を体験し、同時に「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」などといった社会人基礎力も身につけていく。
期間限定のカフェ「LEENDE」では、エシカル商品の提供やフェアトレード※1に関するパネル展示などの啓発活動を通じて、来店者と交流し、地域に方々にSDGsやエシカル消費※2について意識してもらうきっかけ作りを行う。
※1:フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」。(フェアトレードジャパンHPより)
※2:エシカル消費とは、地域の活性化や雇用なども含む、人や社会、環境に配慮した消費行動のこと。消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。倫理的消費とも呼ばれる。(消費者庁/エシカル消費普及・啓発活動より)
生産者の想いを抽出する学生たち
子どもたちとクリスマスを楽しむ
販売商品は、ドリンク、フードともにフェアトレード認証商品が中心で、商品提供の際には、エコクラフト(紙製)カップを使用。
プロジェクト生は、事前に協力企業である株式会社グローカルポイントでコーヒーのドリップ方法について研修を受け、本格的なコーヒーの提供に臨む。
また、子どもを対象とした「サンタに学ぼう! エシカル教室」では、プロジェクト生と一緒にオリジナルクリスマスカードの制作やエシカルクイズなどを行い、子どもと保護者がエシカル消費について触れるきっかけとする。
〈提供メニュー例〉※価格はすべて税込み
◇ドリンク
ホットコーヒー、カフェオレ、ホットチョコレート、紅茶、レモネードなど(200円~)
◇フード
スウェーデン家庭料理をアレンジしたミートボールパン(500円)。マフィン(400円)やポテトグラタン(550円)などの北欧定番メニューを提供する。
※ドリンクとのセット販売のみ。価格はセット価格。
店名の「LEENDE」は、スウェーデン語「ほほ笑み」の意味だ。カフェを訪れる方々が幸せな気持ちになってほしいとの想いが込められている。
店内は日本でも人気の高い北欧文化を取り入れた内装。SDGs達成度の高い、スウェーデンやデンマーク、フィンランドなど北欧の取り組みも紹介されるので、ぜひチェックしたい。
プロジェクトイベントは新型コロナウイルス感染症対策を徹底して実施される。今週末は、スタッフの大学生やお子さま、大切な人などと、美味しいものを味わいながら、持続可能な社会について考えてみませんか。
LEENDE(リーエンダ)開催概要
日時:2020年12月11日(金)~13日(日)各日 11:00~19:00
場所:千葉県 JR総武線「市川駅」直結ショッピングセンター「シャポー」
地下一階「たべるば」(料理教室やワークショップなどを行えるキッチン付きのコミュニティスペース)
※カフェ内で開催されるイベント「サンタに学ぼう! エシカル教室」は、各日2回(12:30~13:00/16:30~17:00)実施。