PCソフトや各種アプリを広める
キングソフトのメディア担当

弊社はもともとPCソフトウェアを開発する会社です。「ライブミー」というライブ配信アプリや、「クリーンマスター」など、様々なアプリ開発に注力している会社です。ウィルス対策ソフトやオフィスソフトなどで弊社を知った方も多いと思います。

この「クリーンマスター」という最適化アプリは、キングソフトが世界で展開し、8億ユーザーがダウンロードしており、考えられない規模であるというのを目の当たりにしたのがきっかけで私は入社しました。

私はマーケターと呼ばれる職種で、一般的には数値を分析する業務なのですが、売り上げを伸ばすためには、会社の中でチームを作るとか、メディアへの集客担当として、何でもやります。もちろん、ユーザーと向き合うことが大切ですので、外部に認知させる媒体の方たちと折衝することもあります。

今は「ライブコマース」というアプリを日本で展開しようと、タレントの鈴木奈々さんと、お笑い芸人アンタッチャブルの柴田英嗣さんで番組を制作して盛り上げていこうとしています。

デザイン・エンジニア・広報がチーム連携
目立たない人たちが表彰されることも

「マーケティング」という仕事は、ひとりでは完結しない職種です。経営戦略・営業戦略上で何か計画するとか、キャンペーン活動をしていくには、デザイナー、エンジニア、広報の人たちが連携して、一つのものをなし遂げるというプロセスが必要です。

キングソフトでは、その年に活躍した人やチームが年末の忘年会で表彰されるのですが、2016年の忘年会では私のチームが表彰されました。当時、私たちはセキュリティソフトのユーザーさん向けのポータルサイトを運営しており、一定の領域まで数値的に高められたことから、表彰されたのです。

マーケティングは「これぐらいの需要やニーズがあるだろう」と考えて何かをやってみるものですが、すぐにうまくいく訳ではありません。周囲の人たちを巻き込んで、納得して動いてもらって、何度も挑戦しては失敗し、最終的に目標数値に届かせるところまで行かせるのですが、どうしても地味な作業や苦労が多いものです。でも、こうしてチームが表彰されると、やりがいを感じます。

IT業界は変化の激しい業界なので、様々な市場の環境が大きく変化する瞬間が多くあります。ですから、やはり臨機応変に対応できる人がいいですね。

負けず嫌いというか、自分に負けないで頑張れる人。やり遂げたいことがあったら周りを巻き込んででも頑張る人が重要だと思います。