おしえてセンセイ・センパイ!

進路や学部・学科選びのポイントを、センセイ・センパイにインタビュー。
シリーズ6 業界で活躍中のセンパイにきく

Part.17

アコガレ★JOBインタビュー season 4
Part.17 調理・製菓・栄養業界

フードコーディネーター

日本フードデリバリー株式会社
みんなの食堂・フードコーディネーター
野崎 麻里(のざき・まり)さん
※組織名称、施策、役職名などは取材当時のものです
公開:

世の中のさまざまな職業の中から、人気の業界で活躍している21職種の方々にインタビュー。それぞれの職業について、しごとの内容や、やりがい、面白さなどについて、語ってもらいました。「どんな人に向いているか」「なるにはどうすればいいか」など、これから進路を決めようとしている高校生に向けて紹介します。インタビュー動画も合わせてご覧ください。

日本フードデリバリー株式会社に勤務する
フードコーディネーターの野崎麻里さん

企業のオフィスへ温かくて健康的な料理を届ける 
ランチを有意義に過ごすための福利厚生サービス

私がこの会社に入ったのは、2014年の秋です。当時は「企業様に対しておいしいお弁当を一緒に提案していきませんか」という求人広告で、「くるめし」という仕出し弁当やお弁当を配達する総合サイトの運営が仕事でした。

2017年から「みんなの食堂」という、企業様に出向いて食事を提供する、給食のような社員食堂のような福利厚生サービスを開始しました。「みんなの食堂」は管理栄養士が監修した、温かくて健康的な料理を日替わりで提供します。

私は興味を持っていただいた企業様に対し、まず試食用の料理を届けて、その感想や意見を集めてきます。収集した情報をもとにメニューを改善し、また状況に応じてオペレーションしやすい容器を用意するなどの工夫をして、再び試食していただいて契約に導く業務をしています。

契約後は、企業様に食堂となるスペースやテーブルを用意していただき、スープジャーやご飯ジャー、おかずの入った保温容器を設営して、お客様がセルフ方式で料理を取っていくスタイルで提供します。

ウェブサイトへの情報も野崎さんがプロデュースします

給食会社と提携企業側の板挟みになることも 
食卓を囲むみんなが笑顔になることが楽しい

「みんなの食堂」は、提携する企業様に給食会社で作られた料理を提供するというサービスですが、企業様から「こういうメニューがあったらうれしい」とか「もうちょっと味付けを薄くしたほうがいい」など、意見をたくさんいただくことがあります。

それを社に持ち帰って、給食会社と相談をしますが、その要望が大きすぎて給食会社が対応に苦慮することもあって、いかに企業様と給食会社との間でマッチングを図るかが大変です。まさにフードコーディネーターとしてのプロの仕事ですので、弱音を吐く訳にはいきません。

食事は、日々の人間の生活に欠かせないシーンですが、料理を提供して、美味しく食べていただくと、みんなが笑顔になります。提携企業のみなさんに対しては、私たちの手配した料理を介してコミュニケーションが図れて、仕事場が楽しくなるといった付加価値も提供していると考えています。

この仕事をして、お客様が笑顔になることが、私たちのやりがいというか、モチベーションとなっていると思います。

「みんなの食堂」はこの事務所からオペレーションしています

こんな人に向いている!

食を扱っている業界ですから、食べることが好きで、料理とかトレンドに興味がある方にとっては、ワクワクする職場だと思います。

一生懸命この仕事で頑張っていこうという強い気持ちがあれば必ず成功します。どうしようかと悩んでいるなら、まず飛び込んでみるのもいいと思います。

動画でインタビューを公開中です。
サムネイル画像をクリックすると動画が再生されます。
(音声が出ますのでご注意ください)

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