▲左から東京理科大学・本山和夫理事長、第一生命保険株式会社・渡邊光一郎会長

東京理科大学（新宿区・本山和夫理事長）では3月11日（月）に、同学神楽坂キャンパスにて第一生命保険株式会社（以下第一生命、千代田区・稲垣精二社長）との包括連携協定締結式が行われた。

これは、産学連携によるイノベーション創出と地方創生・地域活性化を通じた社会課題の解決を目的とした包括連携協定で、東京理科大学はデータサイエンスの領域で高いプレゼンスを示し、「データサイエンスに関わる共同研究」「企業からの要請に基づき、同学のリソースを活用した実践的教育プログラムの実施」などの実現に向けたデータサイエンスセンターを2019年4月に新設予定である。

第一生命は健康寿命の延伸やQOL向上等を目指した価値創造・顧客体験に向けて、Instechによる更なる保険とITを融合した新たな商品・サービスの研究開発を進めている。

今後、同協定に基づき、データサイエンティストの育成を目的とした人財交流や、東京理科大学出身の先端テクノロジー・ベンチャー企業等への投資や生命保険ビジネスへの応用を検討することで、産学連携によるイノベーション創出を目指していきたいとした。