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04/08 No.1

文部科学省私立大学研究ブランディング事業成果報告会
「巨大都市・複合災害に対する
建築・情報学融合によるエリア防災活動
支援技術の開発と社会実装」を開催

工学院大学
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
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▲避難所開設キット

工学院大学(本部:東京都新宿区・佐藤光史学長)総合研究所・都市減災研究センター(UDM)では、去る3月13日、同学新宿キャンパスにおいて、文部科学省私立大学研究ブランディング事業成果報告会「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」を開催した。

新宿駅西口地域にキャンパスを持つ同学は、災害時には西口現地本部となり、同区災害対策本部と連携して地域の混乱防止と応急活動を支援する役割を担う。

▲防災WEEKでの展示風景

2016年に「私立大学研究ブランディング事業」の採択を受け、建築学と情報学の最新技術を融合させた巨大都市での防災に役立つ技術の開発とその社会実装に取り組んでいる。

報告会ではまず、学長の挨拶と事業の概要が説明され、次に、UDMセンター長の久田嘉章氏から平成30年度成果報告について説明された。

▲防災アプリ

第1部は研究成果報告として、「大都市中心エリアを対象としたオールハザード対応キットの開発」「機能継続・早期復旧を可能とする大地震対策建築モデルの開発」「エリア防災拠点をつなぐ自立移動式災害対応支援ユニットの開発」の3テーマについて概要が語られ、同学建築学部と情報学部の教授らによる研究成果報告が行われた。

第2部は国立研究開発法人防災科学技術研究所・木村武志氏が招待講演「防災科学技術研究所における地震観測・予測情報の利活用技術開発」を行い、次に、同学の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)研究開発課題名「巨大都市・大規模ターミナル駅周辺地域における複合災害への対応支援アプリケーションの開発」および、防災科学技術研究所公募研究「長周期地震動に関する観測・予測情報の利活用技術開発に関する研究」の成果報告が行われた。

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