EYE's Journal

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13-1

シリーズ13 生徒募集広報に関する高等学校アンケート調査
Part.1 
概要・設問1~設問3

編集部
※組織名称、施策、役職名などは原稿作成時のものです
公開:
 更新:

ドリコムアイ.net編集部では、2012年4月17・18日の2日間にわたって、関東1都6県の高等学校1,338校を対象にした「生徒募集広報」に関するアンケートを実施した。高等学校において募集広報専門部署が「ある」とする学校は、回答数の65.5%。私立高校では80%を超えた。また、生徒募集に大切としているのは、1位『校風・学校の雰囲気』、2位『学力対策』、3位『部活動』だった。

ファクシミリによるアンケート送付
1,338校のうち有効回答542校(回答率40.5%)

調査の方法は次の通り。

《 調査の方法 》
●2012年4月17・18日の2日間、関東1都6県1,338校の高等学校にファクシミリで調査書を送付。
●ファクシミリまたはメールにて返信。
●1,338校のうち542校から回答を得た。
●回答率は40.5%。

県別アンケート回答数
県名 国立 公立 私立 回答数 回答率
茨 城   100 25 125 49 39.2%
栃 木   62 17 79 24 30.4%
群 馬   67 14 81 19 23.5%
埼 玉 1 147 50 198 104 52.5%
千 葉   132 56 188 63 33.5%
東 京 8 184 237 429 195 45.5%
神奈川   156 82 238 88 37.0%
9 848 481 1,338 542 40.5%

Q1 募集広報専門部署はありますか?

募集広報専門部署が「ある」と回答した学校が65.5%、「ない」が32.1%。

国公立、私立の別をみると、国公立の学校で「ある」は54.4%だが、私立では82.6%の学校に広報専門部署が設置されている。

Q2-(1) 広報に専任の担当者はいますか?

「はい」と回答した学校が55.7%、「いいえ」が40.8%。国公立、私立の別をみると、国公立の「はい」45.9%に対し、私立高校は70.9%。私立高校が募集広報に積極的なのが分かる数字となっている。

Q2-(2) 広報担当者はどなたですか?

「教師が担当」する回答が88%、「広報担当の職員を採用」しているが10%、「広告代理店を利用」するが2%。

合わせて専任の担当者数について質問したところ、回答数が62校。この平均は5.8人であった。なかで最大値は「37名」であったが、これは教職員の総数と思われる。

教職員の方が、広報の役割も兼任していることが窺える数字である。

Q3 生徒募集広報に
どんな施策を行っていますか? ※複数回答

《全体》

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全体で見ると90%を越える学校が、「説明会の開催」と「入学者募集パンフレットの作成・配布」を実施している。

《国公立・私立別》

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国公・私立の別では、「文化祭・体育祭時での学校案内」(国公立51.8%、私立73.1%)、「中学校訪問」(国公立90.2%、私立71.2%)の結果に開きが出た。

県別では「学校見学会」が東京の国公立が93.6%なのに対し、茨城の国公立(59.4%)、群馬の国公立(57.1%)、千葉の国公立(51.3%)では低い数字が出た。

《Part.2 につづく》

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