おしえてセンセイ・センパイ!

進路や学部・学科選びのポイントを、センセイ・センパイにインタビュー。
シリーズ6 業界で活躍中のセンパイにきく

Part.7

アコガレ★JOBインタビュー season 4
Part.7 建設

大工

株式会社秀工房
菊地 秀和(きくち・ひでかず)さん
※組織名称、施策、役職名などは取材当時のものです
公開:

世の中のさまざまな職業の中から、人気の業界で活躍している21職種の方々にインタビュー。それぞれの職業について、しごとの内容や、やりがい、面白さなどについて、語ってもらいました。「どんな人に向いているか」「なるにはどうすればいいか」など、これから進路を決めようとしている高校生に向けて紹介します。インタビュー動画も合わせてご覧ください。

大工になって22年の菊池秀和さん

15歳から建設現場で働いて
ほとんどのことができる大工に

私は中学を卒業した後、高校へは行けませんでした。そこで親戚が経営する会社で、15歳から21歳まで大工の見習いをしていました。結婚を機に、大工そのものから外壁塗装に興味が移り、同じ建設業界でも外壁塗装会社でサイディング(建物の外壁材の一種)の修行を経て独立しました。

私はサイディングだけではなく、自分が現場で初めて接する様々な作業に興味を持ってしまい、何でも自分でやってみたくなるため、仕事のバリエーションが広くなります。だから今では、大工でも、外壁でもクロスでも、建設現場で必要な作業はたいていできるようになりました。そして日々の仕事をこなすうち、従業員もどんどん増えてきたので、2016年に株式会社にしました。

いま施工しているこの保育園は、いつもより大きめの建設現場なので、複数の業者が分業でやっていますが、小さな現場では骨組みを一から作るところから最後の仕上げまで、板貼りなどもうちの会社の数人の従業員で行います。だから施主も複数の業者を選定する必要がなく、私の監督下で施工できるのが強みです。

大工・外壁・クロスなど、何でもできるようにしています

自由に仲間と楽しく仕事ができる
運転資金のやりくりがきつかった時代も

大工という仕事は、いかに努力したかではなく、正しい技術や資格を持った人が、計画通り施工することが必要です。つまり全て結果が評価されてしまいます。逆に言えば、きちんとした仕事をすれば、スケジュールも人員の配置も、予算や日程と相談して自由にできるということになります。

だから腕が確かなら短時間で作業を終えることができますから、時間も縛られないし、余裕も生まれるので仲間や従業員と楽しく仕事ができます。もっと従業員を増やして、みんなでワイワイできる環境を作っていけたらいいなと思います。

今ではそんな楽しい職場ですが、最初からお金になった訳ではありません。仕事がないとき、運転資金をやりくりするのが大変でした。結婚してすぐに独立したのはいいのですが、お金が回らないので離婚しそうにもなりました。

ひたすら頑張って、常に前を向き、自分は絶対にやり遂げられると思って目先の仕事をしっかりこなすことで、お金で苦労しないで済むところまで来られたと思っています。

設計された図面通り、細心の注意をもって施工します

こんな人に向いている!

私の会社では、新人が3~5年くらい仕事を頑張れば、一般住宅なら、施工できるようになります。もちろん、建築の基礎をしっかり学ぶ必要がありますので、個人差があるとは思いますが、毎日現場にやってきて、日々の仕事を一生懸命やれるなら、誰もが向いているといえますね。

動画でインタビューを公開中です。
サムネイル画像をクリックすると動画が再生されます。
(音声が出ますのでご注意ください)

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