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岡山大学
【国立大学・岡山県岡山市】
学部：文／法／経済／教育／理／工／環境理工／医／歯／薬／農
●下記はすでに終了した入試の情報です。

岡山大は、〈前期〉のセンター試験と個別試験の配点比率は、理学部、環境理工学部環境物質工学科、医学部医学科、農学部が個別試験重視、工学部、環境理工学部環境デザイン工学科が均等配点ですが、その他の募集区分はいずれもセンター試験重視です。

〈前期〉の合格者平均点から見たセンター試験の目標得点率は、医学部医学科が90％、薬学部薬学科が85％、歯学部が81％、その他は70％～78％程度です。

個別試験の出題レベルは、いずれも基礎から標準ですが、数学は小問の中には基本的なものとやや難しいものが含まれているので、問題の見通しを立てることが大切です。したがって、学校の授業を大切にしてしっかりと基礎を固めることが合格への第一歩だと言えます。

一方で、〈後期〉は上位大学からの併願先として狙われており、激戦となっていることから、センター試験の目標得点率も多くの募集区分で80％以上と〈前期〉より高い得点率が要求されます。個別試験は小論文や面接などが課されるため、その対策も必要です。

広島大学
【国立大学・広島県東広島市】
学部：文／法／経済／教育／総合科学／情報科学／理／工／医／歯／薬／生物生産
●下記はすでに終了した入試の情報です。

2019年度入試から英語外部試験の利用が可能となり、一定の基準を満たす場合、センター試験の英語の得点が満点とみなされます。ただし、センター試験の英語の受験は必須です。

医学部医学科では募集人員、第1段階選抜基準の変更があり、第1段階選抜での通過予定人数が600人から630人になりました。〈前期〉のセンター試験と個別試験の配点比率は、医学部医学科が1：2と最も個別試験重視です。

総合科学部、情報科学部、理学部、工学部、歯学部歯学科、薬学部、生物生産学部も個別試験重視ですが、その他の学部・学科はセンター試験重視です。〈後期〉はほとんどの募集区分でセンター試験重視です。

個別試験では、どの教科・科目も教科書に沿った標準的な問題が出題されます。学校の授業内容をきちんと理解できるように、普段の学習を大切にしてください。ただし、医学部医学科は個別試験でもかなりの高得点が求められるため、ハイレベルな学力養成が不可欠です。

2020年度入試では、医学部医学科の〈後期〉が廃止となります。

山口大学
【国立大学・山口県山口市】
学部：人文／経済／教育／国際総合科学／理／工／医／農／共同獣医
●下記はすでに終了した入試の情報です。

山口大は、教育学部のみ〈後期〉の募集がありません。

例年の合格者のセンター試験平均得点率をみると、〈前期〉では、医学部医学科が87％、共同獣医学部が83％程度、理学部地球圏システム科学科は80％前後という高得点率が必要ですが、他は65％～75％程度を目標としてください。

個別試験は、国語、数学、理科は標準レベルの問題中心のため、基礎を固めてから過去問演習を進めましょう。

一方、英語は読解力だけでなく思考力も問われる問題で、しっかりとした対策が必要です。大問3題が出題されますが、第1問は大問が2つに分かれており、設問と解答のいずれも英文で、空所補充する問題がみられました。また、第3問は会話文と自由英作文の複合問題で、特徴のある出題です。

2020年度入試では、農学部生物資源環境科学科、生物機能科学科の〈前期〉個別試験で数学と理科2教科必須からいずれか1教科の選択に、生物機能科学科の〈前期〉センター試験で化学が必須となりますので注意してください。

徳島大学
【国立大学・徳島県徳島市】
学部：総合科学／理工／医／歯／薬／生物資源産業
●下記はすでに終了した入試の情報です。

徳島大は、一般選抜の入試配点が、医学部保健学科看護学専攻〈後期〉、薬学部創製薬科学科〈前期〉を除いた募集区分では、センター試験重視の配点で、合格にはまずセンター試験での高得点が要求されます。

センター試験では、〈前期〉の総合科学部は70％前後、理工学部（昼間コース）で60％前後の得点が必要です。さらに難関の医学部医学科は90％、薬学部や歯学部は80％前後の得点が要求されます。

個別試験の出題を見ると、英語は大問3問で構成されていますが、2問は読解問題、1問は自由英作文となっています。数学は計算力を問う出題が目立ち、医学部医学科、歯学部、薬学部ではやや難問の出題が見られます。国語は試験時間に余裕がないため、時間配分を意識した練習を行うことが効果的です。理科は、物理は標準的ですが、化学はユニークな難問も見られ、生物は標準的ですが本質的な理解が要求されます。

なお、2020年度入試の歯学部歯学科〈前期〉〈後期〉で募集人員の変更があります。

九州大学
【国立大学・福岡県福岡市】
学部：文／法／経済／教育／共創／理／工／芸術工／医／歯／薬／農
●下記はすでに終了した入試の情報です。

九州大の入試問題は標準レベルが中心で、難問や奇問の出題はほとんどありません。そのため、基礎力、応用力、答案作成力が身についているかどうかが反映されやすい出題内容だといえます。

また、〈前期〉では、科目負担が重い入試を実施していることも特徴で、文学部では、国語、地歴、数学、外国語の4教科が課されます。一方、〈後期〉の文系学部では小論文のみが課されるため、この対策も必要です。

2018年に新設された共創学部〈前期〉の小論文では、複数の資料を分析し関連付け、全体的に情報をまとめる力が問われる出題がされているため、普段から多様な情報を得て、正しく理解する力を養っておく必要があります。

なお、2019年度入試から医学部医学科〈前期〉は、センター試験の理科で生物が必須から選択に変更されたため、他大学同様にセンター試験と個別試験を合わせて、理科は2科目の対策で受験が可能になりました。

また、2020年度入試から医学部医学科と歯学部の〈前期〉は、個別試験に面接が追加されます。

長崎大学
【国立大学・長崎県長崎市】
学部：多文化社会／経済／教育／環境科学／工／医／歯／薬／水産
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長崎大の医学部医学科は九州各県をはじめ西日本各地から受験生が集まるため、難易度は他学部を遥かに上回る高いものとなっています。

入試配点は、多文化社会学部、医学部医学科、薬学部薬科学科〈前期〉、水産学部〈前期〉を除いてセンター試験重視です。

〈前期〉の合格者平均得点率はほとんどの学部・学科で65％～70％ですが、多文化社会学部は82％、医学部医学科は86％、歯学部は78％、薬学部薬学科は83％前後の高得点が必要です。また、多文化社会学部では、英語外部検定試験のスコア・級によりセンター試験の外国語を満点として取り扱っています。

〈前期〉の個別試験は、多くの学部が1～2教科ですが、薬学部と工学部は英数理1、医学部医学科は英数理2と3教科が必須で負担が重く、特に医学部医学科は万全の対策が必要です。

なお、2020年度入試から、情報データ科学部が新設される予定です。また、歯学部〈後期〉で2段階選抜が新たに実施されます。

熊本大学
【国立大学・熊本県熊本市】
学部：文／法／教育／理／工／医／薬
●下記はすでに終了した入試の情報です。

熊本大は、〈前期〉ではセンター試験と個別試験の配点比率が、医学部医学科が1：2と最も個別試験重視で、文学部、理学部、工学部、薬学部も個別試験重視ですが、その他の募集区分ではセンター試験重視です。

〈後期〉はすべての募集区分でセンター試験重視の配点で、個別試験は理学部を除き教科試験はなく、小論文または面接が課されます。

〈前期〉の個別試験は、全体的に国公立大学として概ね標準レベルの出題のため、学校の授業に沿ってしっかりと学習していれば特別な対策は必要ありません。ただし、国語の現代文は問題文のレベルが高く、論述力も必要なため、古文・漢文でしっかりと得点できることが大切です。

なお、文学部、法学部、理学部、工学部では、国内外における地域の問題をグローバルに考え、果敢に行動する人材育成のためのカリキュラムを課すグローバルリーダーコース入試が〈AO〉で行われていますので、興味のある受験生はチャレンジしてみましょう。